だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。国立演芸場11月上席(落語協会真打昇進披露興行)。四ッ谷・洋食「バンビ四谷店」。

朝から全日本大学駅伝を見ていたら、目まぐるしく順位が替わる目の離せない熱い展開が続き、終わるまで家から出たくなくなる。普段なら、そのまま家に引きこもってしまうのでしょうが、今日は真打披露興行の千秋楽という、大変おめでたい日。他の日でしたらそのままアベマを見ていたかも……。5区の襷リレーが終わった所で、心を鬼にして出掛けます。


本日は柳家花いち師匠がトリの日。演目は、なぜかインドに行ったお隣からお土産をもらう奧さん。お隣の奧さんがインドに行ったのには、実は深い訳があって……、という二人の奧さんのやり取りと意外な展開が面白い新作落語。力強さや頼もしさは皆無ですが(笑)、女性キャラを演じる時には語りの柔らかさに繋り、逆に噺家さんの大きな武器になるのが落語の面白い所です。個性的な噺家さんになりそうで、楽しみです。

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勧之助師匠の「長短」はせっかちな人間とのんびりとした人間を、等身大に近い形で演じていて、なかなか面白いアプローチです。そうなると噺のテンポの切り替えが難しくなるのですが、軽快かつ鮮やかに演じていて、とても器用な噺家さんだな、という印象を受けました。

花緑師匠、小さん師匠も目出度い席にふさわしい楽しい噺で盛り上げていましたが、そのお二人を食うぐらい大暴れしたのが、最年長の馬風師匠。特に口上の時には、主役の花いち師匠が霞むくらい一人で笑いを持っていっていました。

(演目)
・鈴々舎美馬 「家ほめ」(開口一番)
・柳亭市若 「狸鯉」
柳家勧之助 「長短」
ホンキートンク 漫才
柳家小さん粗忽長屋
鈴々舎馬風 「楽屋外伝」

~仲入り~

・口上(勧之助、小さん、花いち、花緑馬風
柳家花緑時そば
柳家花いち 「土産話」

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終演後、いいタイミングで四ッ谷行きのバスが来たので乗って、少し遅い昼食に。ギリギリまで駅伝を見ていたのですから仕方がない。

以前から行きたかった、洋食のバンビさんへ。ボリュームはあるのですけど粗にならず、一つ一つが丁寧な味。特にハンバーグのソースは絶品です。つけ合わせのじゃがいもが美味しい店は、基本的にハズレがありません。食べながら、新宿のサブナードにもバンビという美味しい洋食屋がありましたけど、そこと関連があるのでしょうか?

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ハンバーグとオムライスのプレート(800円)+ご飯大盛(200円)


食後、久々に西日暮里のブックマンションへ。以前読書会で紹介してもらった喜多川泰さんの本と、絵が気に入ったマール社の「文豪の真実」という本を購入。値札の表記が紛らわしくてわかりにくかったので、高い方の値段で売ってもらってかまわないと言ったのですが、本日の店番をしているお姉さんが律儀すぎる人で、それでは気がすまないとバームクーヘンをもらう。いい人だ~。(ブックマンションでは棚を管理している人達が交代で店番をするので、店番の方が預かり知らないとこでこういう細かいトラブルがたまに発生するようです)

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ブックマンション。個人が棚を月極めで借りて本を置き、その集合体として一つの本屋さんになっているというスタイル。

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値札が紛らわしかった「文豪の真実」とバームクーヘン。値札に定価とは別に「二割引き」とだけ書いていて、値引き前でその値段なのか、それとも値引き後でその値段なのかが、大変にわかりにくかったのが、今回のプチトラブルの原因。