本の感想をアップしました。8冊目はアンドレイ・クルコフの「ペンギンの憂鬱」。
教科書シーズン後の後始末やら書類仕事やらもひと段落つきそうなので、読書もこの感想を書くのも少しペースを上げていけたらいいなと思っています。
それ以前に、いい加減もうこちらで落ち着かせたるわ!
https://kahsuke5555.hateblo.jp/entry/2022/06/05/120207
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感想です。
昼からは半蔵門に出掛け、国立演芸場の上席を聴きにいく。少し早めに着いたのですが、麹町のデジタルスタンプを取りにいったり、昼食を取る時間まではなかったので、直接現地に向かう事に。
もうちょっと早めにでておけばと思いつつも、帰りが遅くなる事を考えると、家のことはそれなりにやっておかないといけなかったので、まあ仕方がなかったのかなあとも思います。
で、国立演芸場。コロナ関連の規制も少し緩和されたので、人が戻ってくるかなあ。けど最近年寄りのマナーの悪さが目立つから、それはそれで嫌だなあと思っていたら、50人いるかいないかの空席が目立つ状態。雲助師匠の休演が大きかったのでしょうか?
天どん師匠と夢楽先生のお二人って、実は芸風が結構似ているような気が。基本ボヤキ芸で、自分へのハードルを落としているようで、結構バリエーションが豊かで器用な所が共通しているなあと思います。
こういう風に、噺家さんだけでなく、色モノさんとの比較で芸が見れるのも、定席公演の楽しみ方の一つです。
雲助師匠の代演の小団次師匠と三語楼師匠は、じっくりやれば30~40分掛かるネタを、コンパクトにまとめつつしっかりと聴かせ所を作ってくれる所は流石。
限られた時間で、いい仕事をしてトリへと回す。こういういいバイプレイヤーのいる日の寄席を聴いていると、現地に足を運んで良かったなあと思えます。
トリは小さん師匠。何かと偉大な先代と比較されがちですが、個人的にはかなりお気にいりの側に入る噺家さん。師匠の人柄を反映しているのか、優しい登場人物が多く、聴いているとホッとする所がいいんですよねえ。
白酒師匠や一之輔師匠、談笑師匠等、テレビでは放送出来ないような猛毒を吐く噺家さんも大好きなのですが、そんな噺家さんばかりというのも、流石にちとしんどい。芸の枠内でいろんな個性が見えくる。だから落語は面白いのです。
華やかさにはやや欠けてしまいますが、いろんな個性の噺家さんがいて、なかなか楽しい回でした。
(演目)
・金原亭駒平 「道灌」(開口一番)
・柳家かゑる 「弥次郎」
・ホームランたにし 漫談
・三遊亭天どん「幽霊のいる家」
・柳家小団次 「蛙茶番」
~仲入り~
・柳家三語楼 「天狗裁き」
・古今亭志ん橋 「看板の一」
・伊藤夢楽 奇術
・柳家小さん 「青菜」
終演後は、永田町駅構内のそば屋さんで「明太ソースの釜揚げしらす丼」を食べたあと、連絡口を赤坂見附の駅まで歩きます。そこから丸ノ内線に乗り、終点の荻窪に向かう事に。
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日の陣さんの「明太ソースと釜揚げしらす丼(ミニそばつき)」 1180円。
夜からは、演劇ワークショップ。何回かボードゲーム会でお世話になっている「Clown Crown」という社会人劇団のワークにお邪魔させていただきます。
いろいろとやっているようですが、今回は演劇の土台に当たる部分を丁寧に掘り下げていきます。
聞く、立つ、歩く、という自分達にとって当たり前の事を意識的にやろうとすると、実は凄く難しいという事がよく分かります。
自分の癖や役がついていないニュートラルな立ち方や歩き方を見つけるという考え方は、自分にとってとても参考になりました。
相手からのギフトを受け取るという感覚で、後半はインプロに近い形のワーク。とても楽しかったです。
失敗しても大丈夫という場所でないと、私たちはなかなか自由でいる事やリスクに挑戦する事が出来ません。その環境作りがしっかりと出来ているところが本当にいいなあと思いますし、お陰でとてもやりやすかったです。
機会があったら、また行ってみたいです。