だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記②北斗の拳大原画展に行く。

府中から都営新宿に行き、大江戸線に乗り替えて、六本木へ。途中、国立競技場で試合のあったレッズとアビスパのサポーターが大量に帰っていたのですが、一部のマナーの悪いレッズサポーターには、本当に閉口しました。

逆方向の通路には我が物顔で入ってきますし、人にぶつかっても平気な顔をしています。ごく一握りだとは信じたいのですが、少なくても他のサポーターでは、ほとんど皆無の話。

アウエーで平気でこういう態度を取る人間がいたら、そりゃ日本中で嫌われるよなあ、と悪い意味で納得してしまいました。

この間、味スタに行ったときのガンバのサポーターが、びっくりする位マナーが良かったのと比較すると、心の底からガッカリします。

 

くどいようですけど、ホントにひどいのは一握り。けど、その一握りがなあ~(ため息)

 

今日は、早めに六本木ヒルズに着いたので、まずは森ビルの前にある、パブリックアートを見に行くことに。思ったよりも大きいですし、クモの割には優しげな雰囲気を感じます。

森ビルの前にある巨大なパブリックアート。ルイーズ・ブルジョア「ママン」。

 

その後は、エレベーターで上まで昇り、待望の北斗の拳の大原画展へ。連載開始から今年が40周年だそうです。

もう少し幅広く作品が出てくるかと思ったのですが、今回は初回からラオウ編まで。その代わり、一番人気のあるシリーズの名場面の原画がこれでもかというくらい展示されています。

 

初回のケンシロウの絵とか、原画で改めて見ると本当に若くて初々しい!

 

原画ももちろんなのですが、所々にフィギィアを筆頭に、種モミじいさんの墓やサウザー様の玉座(何と、下郎である我々も、腰をかけることができます!)等、ファンにはたまらない仕掛けの数々が、我々を待ち構えてくれます。

その他にも映像や、先生方や編集の方の当時の裏話等もあり、痒いところにも手の届く展示に。

種モミじいさん(ミスミさん)が、作品の方向性を決定づけたという編集の方のコメントには、深く納得。確かに「今日よりも明日」というケンシロウの生き様を象徴するエピソードです。

 

原画展の絵を見ていて特に感じたのは、ラオウの圧倒的なまでの存在感と、ザコキャラのみなさんの、すがすがまでのやられっぷりの良さ。

ザコキャラの存在なしに成立しなかった漫画なんだなあ、と改めて思います。無駄遣いになると分かっていても、後悔するとわかっていても、グッズ売り場でザコキャラトランプを買ってしまった、私。

 

ラオウのように、一片悔いのない人生を送るには、まだまだ修練が足りないようです。

 

クラウドファウンディングで作られた種モミじいさんの墓。ミスミさんとおっしゃるらしい。

聖帝様の玉座

他の漫画家さんからの応援メッセージも、これだけで展示会ができるのでは、と言いたくなる超豪華メンバー。この他にも、あだち充先生や秋本治先生などの色紙も。

週刊連載される前に、読み切りで掲載された、幻の「北斗の拳」。この時点ではまだ武論尊先生は作品に携わっていませんでした。

 

結局、買ってしまったお土産たちの数々(後日撮影)