府中から都営新宿に行き、大江戸線に乗り替えて、六本木へ。途中、国立競技場で試合のあったレッズとアビスパのサポーターが大量に帰っていたのですが、一部のマナーの悪いレッズサポーターには、本当に閉口しました。
逆方向の通路には我が物顔で入ってきますし、人にぶつかっても平気な顔をしています。ごく一握りだとは信じたいのですが、少なくても他のサポーターでは、ほとんど皆無の話。
アウエーで平気でこういう態度を取る人間がいたら、そりゃ日本中で嫌われるよなあ、と悪い意味で納得してしまいました。
この間、味スタに行ったときのガンバのサポーターが、びっくりする位マナーが良かったのと比較すると、心の底からガッカリします。
くどいようですけど、ホントにひどいのは一握り。けど、その一握りがなあ~(ため息)
今日は、早めに六本木ヒルズに着いたので、まずは森ビルの前にある、パブリックアートを見に行くことに。思ったよりも大きいですし、クモの割には優しげな雰囲気を感じます。
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森ビルの前にある巨大なパブリックアート。ルイーズ・ブルジョア「ママン」。
その後は、エレベーターで上まで昇り、待望の北斗の拳の大原画展へ。連載開始から今年が40周年だそうです。
もう少し幅広く作品が出てくるかと思ったのですが、今回は初回からラオウ編まで。その代わり、一番人気のあるシリーズの名場面の原画がこれでもかというくらい展示されています。
初回のケンシロウの絵とか、原画で改めて見ると本当に若くて初々しい!
原画ももちろんなのですが、所々にフィギィアを筆頭に、種モミじいさんの墓やサウザー様の玉座(何と、下郎である我々も、腰をかけることができます!)等、ファンにはたまらない仕掛けの数々が、我々を待ち構えてくれます。
その他にも映像や、先生方や編集の方の当時の裏話等もあり、痒いところにも手の届く展示に。
種モミじいさん(ミスミさん)が、作品の方向性を決定づけたという編集の方のコメントには、深く納得。確かに「今日よりも明日」というケンシロウの生き様を象徴するエピソードです。
原画展の絵を見ていて特に感じたのは、ラオウの圧倒的なまでの存在感と、ザコキャラのみなさんの、すがすがまでのやられっぷりの良さ。
ザコキャラの存在なしに成立しなかった漫画なんだなあ、と改めて思います。無駄遣いになると分かっていても、後悔するとわかっていても、グッズ売り場でザコキャラトランプを買ってしまった、私。
ラオウのように、一片悔いのない人生を送るには、まだまだ修練が足りないようです。
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クラウドファウンディングで作られた種モミじいさんの墓。ミスミさんとおっしゃるらしい。
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聖帝様の玉座。
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他の漫画家さんからの応援メッセージも、これだけで展示会ができるのでは、と言いたくなる超豪華メンバー。この他にも、あだち充先生や秋本治先生などの色紙も。
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週刊連載される前に、読み切りで掲載された、幻の「北斗の拳」。この時点ではまだ武論尊先生は作品に携わっていませんでした。
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結局、買ってしまったお土産たちの数々(後日撮影)