↑角煮そば中盛り(半玉プラス) 690円+100円
半玉プラスで頼んだら、いきなり二人分近いボリュームで出てきたので驚きました。
お店の方の話しだと、このメニューに関しては、もともと中盛りサービスだったそうです。具材もきのこや卵やほうれん草とか、メインの角煮以外にも多彩なラインナップ。
角煮もしっかりとした大きさとジューシーさで、立ち食いそばとは思えない高レベル。
ただ、ここで一番の優れものは、麺。新鮮なソバ粉の香りと食感は、手打ちそばだと言われて食べさせられたら、多分、僕の貧乏舌では気づかないであろうと思われます。
鈴木弘毅さんの著書、東西「駅そば」探訪によると、このお店では押出製麺という手法を導入しているそうです。押出製麺とは、
「そばの生地を機械にセットし、圧力をかけて小さな穴から押し出すことで麺状にするもの」
だそう。それによって茹でたてかつ打ち立ての麺を提供できるそうです。一言で立ち食いそばと言っても、お客さんに少しでもいいサービスを提供するために様々な工夫がなされていて、なかなか奥が深いですね。