だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

立ち食いそば6 つつじヶ丘「万葉そば」

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↑角煮そば中盛り(半玉プラス) 690円+100円

半玉プラスで頼んだら、いきなり二人分近いボリュームで出てきたので驚きました。お店の方の話しだと、このメニューに関しては、もともと中盛りサービスだったそうです。具材もきのこや卵やほうれん草とか、メインの角煮以外にも多彩なラインナップ。角煮もしっかりとした大きさとジューシーさで、立ち食いそばとは思えない高レベル。


ただ、ここで一番の優れものは、麺。新鮮なソバ粉の香りと食感は、手打ちそばだと言われて食べさせられたら、多分、僕の貧乏舌では気づかないであろうと思われます。

鈴木弘毅さんの著書、東西「駅そば」探訪によると、このお店では押出製麺という手法を導入しているそうです。押出製麺とは、

「そばの生地を機械にセットし、圧力をかけて小さな穴から押し出すことで麺状にするもの」


だそう。それによって茹でたてかつ打ち立ての麺を提供できるそうです。一言で立ち食いそばと言っても、お客さんに少しでもいいサービスを提供するために様々な工夫がなされていて、なかなか奥が深いですね。