だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。統一休暇前。「3年目のデビュー。」

明日から、夏期統一休暇に入ります。書店さんには本当に申し訳ないのですが、それより川上の問屋→出版社の物流部門は、倉庫会社さんや運送会社さんや製本所さん等も含めて、基本休みになります。昔は休暇期間中も、出荷の前段階の作業の応援に行ったりしていたのですが、最近は業量の減少もあってかお休みさせていただける事が多くなりました。そうはいっても、会社としての休みではないので、年休か夏休みとしてカウントされますし、ネット書店さんの担当者はお客さん対応もあり、この時期も何割かの人間は出勤しないといけなかったりもするのですが。

うちの職場も、一日早く夏休みを取っている人もいて、完全にお盆休みモード。仕事の量が落ち着いているという事もあり、自分も例外ではありません。配送業者さんもいつも以上に早い時間帯の納品の所が多く、早く仕事を済ませて、早く休もうモードに入っています。暑いという事もあり、考えている事はみんな一緒ですね。


ただ早すぎるのも考えもので、お盆前でギリギリで納品してくる出版社さんも多いだろうと思い、多少残業できるようにシフトやらその後の予定やらを断てていたら、予想を遥かに上回る仕事量の少なさと順調さで、余裕で5時に終わってしまう。チケットを持っている映画の上映開始が20時50分。何とか空いているカフェを見つけて、ひと休みできましたが、暑さとコロナの影響で喫茶店が混雑して入れない事が多いのが、今年は少しつらいですね。

今回見たのは、日向坂46のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」。初期は大人達に振り回されてかなり苦労したグループなので、そちらを強調して感動のドキュメント作品を作るのかなと予想していたのですが、思った以上に厳しい中でも明るく、楽しく、みんなで乗り越えるという部分が強調されていました。最初は意外だなと感じたのですが、まだこれからのグループなので、過去や現在よりも未来を強く感じさせる作品こそが、彼女達にはふさわしいのでしょうね。不平不満をいう前に、目の前の事に精一杯取り組んでいく、一つ一つのチャンスや出会いを決して蔑ろにしない姿勢なんかは、僕でさえ素直に見習いたいと思いますし、彼女達と同世代の人達にすごく勇気を与えているのだろうと思いながら、映画を見ていました。

思ったよりも幅広い層の人達がこの映画を観ていたのは、時間帯を考えるとこれも予想外で、日向坂というグループが幅広い層から支持されているというのは勿論なのですが、この作品を純粋な『映画』として見ている人達が多いという事なのではないでしょうか。


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映画のパンフレットです。