だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。ファナティック読書会。池袋・立ち食いそば「壬生」。

連休1日目。今日は久々の、本当~に久々の、池袋天狼院書店さんの読書会。テーマは「青春」。天狼院さんに来るのも3月以来。池袋店については、緊急事態宣言後はオンラインでのイベントや販売に徹していたようですが、漸く少しずつ店舗もリアルなイベントも再開していくようです。待ちわびていましたよ。本当に。

いろいろ迷った挙げ句に、今回持っていったのは、「日向坂46ストーリー」。アイドルの楽しみ方というのはいろいろあるかと思いますが、この本のタイトルに「ストーリー」と入っているように、グループが試練を乗り越えて、成長していく「ストーリー」を楽しむ、というのも一つの楽しみ方だと思うのです。昔のASAYANとか、ももクロなんかは、その最たる例だと思いますし。この本に書かれた彼女達の「ストーリー」も、その例外ではなく、自分の立ち位置や未来の展望が見えない状況から、グループの改名があり、紅白歌合戦出場までたどり着くサクセスストーリーは、下手な青春小説よりも痛快で、そして面白いです。

日向坂46ストーリー

日向坂46ストーリー


他の参加者の方が言っていましたが、ズーム等のオンラインの読書会よりも、ふとした雑談から話が広がったり、本と本とがつながっていくのが、リアルな読書会の面白さだなと改めて再確認する事のできた読書会でした。今回は、参加者の一人の紹介した、竹宮恵子さんの「少年の名はジルベール」からBLの話になり、三浦しをんさんや吉田秋生さんの話に繋がっていくのは、個人的には面白かったですね。

少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

愛なき世界

愛なき世界

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その時の話題として、吉田秋生さんをきっかけに少女漫画を読み出す男性が多いよね、という話題になりました。自分が大人になってから少女漫画を読み出すきっかけになったのも「BANANA FISH」だったので、その話に深く共感する。最初に読んだときには、男たちが「少年ジャンプ」を読んで、「努力、勝利、友情」と言っている間に、女子はこんな漫画を読んでいるのか~。こりゃ、精神の成熟度では、男性は女性に絶対に勝てんなあ、という思いを衝撃混じりに受けた事を思い出します。いやあ~、久しぶりのに本当に楽しかったです。


終わったあと、ジュンク堂方面に向かって歩いている途中に、つけ蕎麦の「壬生」さんに立ち寄る。この界隈に来ること自体が久しぶりなので、お店を訪れるのも久しぶりです。ここは蕎麦は太くて歯応えがありとても力強さがあります。けど、ただのパワー一辺倒ではなく、つけ汁が繊細なので合わさった時にはかなり奥深い味に。この店は、結構大きい盛りまで同じ料金で提供してくれるのですが、飽きることなく最後まで食べる事ができます。安かろう多かろうではなく、実は盛りの良さで勝負する店ほど味に気を付けないとビジネスとして成立しないんだな、と思います。美味しくなければ、途中で挫けてしまい、最後まで完食なんてできませんからね。

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黒カレー肉そば 1030円。