だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。文学の教室、フランケンシュタインその③。下北沢カレーの店「八月」。豪徳寺。

連休二日目。今日は、昼から下北沢に出る。途中から雨に降られる。傘を持ってきて良かった~。そんな不安定な天候でも、BONUS TRACKはなかなかの盛況のよう。給料日前とはいっても4連休ですからね~。コロナのリスクを考えても流石にずっと家に居るのは、気が滅入ってしまいます。そこは密にならないようにしつつ、工夫するしかない。

B&Bさんで「文学の教室」を聴きに行く。メアリー・シェリーの「フランケン・シュタイン」の3回目。今回は、この作品の魅力についての分析と、そこから派生したこの作品の矛盾について。今回は、1、2回目に教室で取上げられた、「批評理論入門」を読んでから行きました。この本、作品全体を抜け漏れが出ないように、実に丁寧に「フランケン・シュタイン」の批評の論点をカバーしているので、流石にもう目新しい論点はないかと思っていましたが、そこは流石、講師の藤谷治さん。新しい視点を呈示していただいて、新鮮に話を聞けました。時間があったら、一度今回の教室のメモを整理したいですね。他にも書きたい事が溜まっているので、果たしてどうかな?

因みに次回からは、川端康成の「雪国」をテキストに取り上げるそう。かなり以前に読んだことがあり、その時の記憶は主人公の男が妙に嫌なヤツだったという事しか残っていないので、改めて読んでどんな発見があるか楽しみです。康成の本は、以前から「眠れる美女」を読んでみたいと思っていたので、この機会に手を出してみようかなと思います。

雪国 (新潮文庫)

雪国 (新潮文庫)

眠れる美女

眠れる美女

お昼はBONUS TRACK内で済まそうと思っていましたが、発酵カフェもADDAも一杯だったので、一旦駅に戻ってから考える事に。

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駅前で見つけた、面白いガチャガチャ。

駅前のチラシを見ると、9月から始めている神保町に続いて、10月から下北沢でもカレーフェスティバルをやるらしい。どちらも好きなエリアなので、お店や地域の活性化につながって欲しいとは思いつつも、必要以上に密にならないかという不安もあり、正直複雑な気分です。

では、という事でフェスが始まる前に、以前からとても行きたかった「八月」に。駅から5分ほど歩くと到着。流石に話題になっているお店だけあって、すでに5人ほど行列が。カレーなので回転率もいいだろうし、それほど急ぐ用もないので並んで見る事に。

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途中、お客さんが全く出てこない時間帯があったりした事もあり、予想外に待たされましたが、20~30分ほどで店内に。待たされた理由は店内を見ると納得。8~9人入ってしまうと一杯になってしまう上に、厨房がギリギリ二人入れる大きさで、ほぼ一人の方しか調理できない作りになっています。狭い割にはゆったり座れたので、おそらくお客の快適さのために、厨房の使い勝手がかなり犠牲になっている模様。そんな厨房を反映してか、店員さんもかなり優しいので、待たされてもそれほど苦には感じませんでした。

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季節の野菜カレー 1380円+キーマあいがけ 200円+ご飯大盛り 150円

今回頼んだのは、季節の野菜カレーにキーマのあいがけ。野菜カレーは少しスープカレーに近いカレー。ちょっと和に近いマイルドなスープ。キーマも辛さ抑え目。全体的にとても優しくて、美味しくて食べやすいだけでなく、食べているとホッとする味です。スパイスをかなり使っているにも関わらず、おまけにカレーという料理で、これだけ味に角が立たないというのは特筆ものだと思います。



美味しいカレーを食べて満足したあとは、小田急沿線で同じ世田谷区内の豪徳寺へ。

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これでもかという招き猫たちの密度に圧倒されてしまう。どうやらこの招き猫たち、この寺で祈った願いを叶えた後、供養するために奉納されたものだそう。いわば、招き猫界のエリート達。そういうふうに見ると有難みが、更に増すような気がします。という訳で、自分も招き猫を購入してお参りする事に。もう一度、この子がここに戻ってこれるように、自分でも多少は努力したいと思います。

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マイ招き猫。