だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。出版業界の未来についてほんの少しだけ考えてみる。

仕事の合間に上司から考課の話し。いろいろと仕組みを見直している最中なので、忙しいようです。まあ、こちらは出来ることをしっかりとやるしかない。

昨今の出版不況と呼ばれる状況もあって、仕事や会社について真剣に考え出すとどうしても暗くなってしまう。けど、自分の身の処し方を含めてきちんと考えないと、社会から間違いなく取り残されてしまいます。問題の根っこが一部のメーカー(出版社)を除き利益が出にくいという、業界の構造にあるのが厄介なところです。負の部分だけでなく、そのお陰で本来の価値以上に安価で本が流通できている、という功の側面もありますし。


先日「奇跡の本屋を作りたい」を読んだ時にも、雑誌が少しずつ売れなくなっているこの時代に、真面目に店頭で本を販売しようと努力すればするほど、資金繰りが厳しくなっていくという現実を直視させられる。別に今のウチの会社で出世したいともできるとも、全く思ってはいません。けど、こういう本を読んだあとには、もう少しだけ自分に力があったらと思います。

この本でも資金調達のためにクラウドファウンディングを活用していました。それで一時的には存続できますが、残念ですが店頭で利益が出る構造にしない限りは、根本的な解決にはならない。これもこの本にも書かれていますが、書店さんが1000円の本を売ってもだいたい200円強の利益にしかなりません。本を売るために、本より利益率の大きな商材かサービスを売らないといけない。それが現状です。業界や会社をどうこうするには、自分には能力も権力も無さすぎます。けど、自分の周りの本を愛する人達が少しでも幸せでいれる事があれば、きちんと実行していきたいですね。その前に、クビにならないように気をつけんと(笑)



明日は、日中が少しバタバタする事になりそう。更に夜は出掛ける予定なので、洗濯をやって、少し片付けをたら、孤独のグルメSeason8の4巻を見れるとこまで見て、さっさと寝ます。Season1の頃は、「私たちは面白いと思っているのですが、みなさんはどうですかね?」というような、視聴者に対してビクビク探り探りしながらドラマを作っているな、という感じがすごくします。(これはこれで、大変に面白いのですが)

それが段々と食べるシーンが増えていき、今では「うち、おじさんが飯食っているシーンしか流れませんけど、それが何か?」という、素晴らしいまでの吹っ切れっぷり。出演者もゴローさんと競演できたのを、嬉しそうにしている方がとても多いのも、このドラマのいい所です。気がついたら、いつの間にか紅白の裏番組ですからね。今年の年末はどうなりますか。視聴率うんぬん以前に、流石にロケのあるドラマの撮影は厳しいですかね。

そうか、孤独のグルメについて考えていたら、今年ももう1ヶ月半切ってるのに気づいた。本当にいろいろありましたが、もうひと頑張りすっか!

孤独のグルメ Season8 DVD BOX

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  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: DVD