昼から渋谷に行きましたが、緊急事態宣言はもう完全に一般人には有名無実化してますね。すごい人です。まあ、けど、最初に宣言が出てから一年以上経っていて、政府や都は相変わらずの無策のお願いばかりでは、そりゃあ彼らの言うことなんか聞かなくなるよなあと思います。政治に無関心でいると、こんなひどい行政にさえ何も物申すことができない。いざというときに強烈なしっぺ返しをくらってしまいます。その事を、高すぎる授業料を払って今さら学んでいます。
気になるのは、ゴールデンウィーク時には、群れていても多くて三人以下、一人一人感染予防にも気を配っているなと感じられたのが、今は、何も考えずに街を歩いている人達の、まあ何と多いこと。どう判断するかはその人の問題だと思うのですが、簡単に思考停止するのだけはなあ。けど、政府や都が人々がそうなるように仕向けている節があるので、仕方ないのかなあという気もします。問題は、彼らが望んでいるのとは、真逆の方向に思考停止してしまっている事なのですが……。
いかんなあ、最近どうも愚痴っぽくなりがちです。いろいろと困ったものですが、どこでもどうしようもない人間というのは何割かいますし、知らず知らず自分がそちら側にいることもあります。出来ることは、そんな彼らを避けて上手くリスクマネジメントすることだけです。
そんな渋谷で、本日は午後から久しぶりのインプロワークショップ。今回は、目の前のものをありのまま受け入れてシーンを作っていく事を中心にワークを行いました。架空の箱を次々と開けていくマジックボックスというインプロのエクセサイズがあるのですが、それも久しぶりにできて、ちょっと嬉しかったです。
私たちは楽で安全なので、出来るだけ事前に用意しようとしますが、それですと「思った通り」の面白いシーンは作れますけど、「思いもよらずない」凄いシーンを作ることはできません。更には、目の前で予期しない出来ごとに対応できなくなってしまいます。こういう予期しない事だらけのご時世だからこそ、インプロって決して不要不急のものだとは思わないのですが、ごく一部の人以外には、なかなかそう思ってもらえないのが辛いところです。
ワークショップ終了後は、宮益坂にある「しょうが焼きBaka」さんで、ちょっと遅い昼食。甘めのタレとしょうがの風味が強めの焼肉が、ごはんのおかずにピッタリです。このお店、しょうがにとても自信があるようで、肉もしょうが焼きなら、漬け物もしょうがで、ドレッシングもしょうが。しょうがそのものは大好きなのですが、流石にここまで続くと、ちょっとしんどいですね。お肉も豚汁もボリュームという部分では文句はないので、もう少しだけ、全体の味にメリハリがあると嬉しいですね。お腹がすいた時には、また行こ。
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しょうが焼き定食おススメ盛り ごはん大 1000円
その後、銀座線にのり銀座のソニーパークに。宇多田ヒカルさんの新曲のプロモーションの一貫として、衣装とか写真とかが展示されているのが面白そうだったので、日時指定で予約をして見に行くことに。
思ったよりも小さい場所でしたけど、空間そのものがモダンアートのオブジェのようで面白いですね。MVで実際に使用した衣装やセットなど貴重なものが見れましたし、それらを見た後にMVを見ると、複数の映像がどう撮影されて、繋ぎ合わさって一本の作品になったのかが想像できるのが、刺激的でとても面白かったです。