だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。第32回北とぴあ若手落語家競演回北とぴあ会。ちょっとだけ西武沿線で謎解き。。

昨日、まるまる一日休んだお陰でだいぶ体調は戻ってきましたが、無気力状態はまだ続いています。

いかんなあ~。

この感覚だと、今日だけでなく、しばらく続きそうなパターンです。若い頃と比べたらだいぶマシにはなったのですが、気持ちの浮き沈みの激しい性格はなかなか治りません。

これと、疲れると万事めんどくなって投げ出す性格とのコンボで、どれだけ人間関係を破壊してきたことか。もう、一生この性格とはつきあっていかないといけないんだろうなあ。

人間関係が大切だと感じるようになり、己と向かい合うようになっただけ、自分の中では成長してはいるのですが………。


それに、今日はただの落語会ではなく、年に一度審査員として落語を聴ける、大変に貴重な機会でもあります。

テンションの上がる曲をガンガンにかけて、無理矢理出掛けます。 こういう時のために、自分のアガる曲のセットリストを作ることにしよう。


始まってみると、司会が去年同様、米粒写経さんと書いていたのに、ステージに出てきたのはサンキュータツオさんお一人だけです。何でも、相方の居島さんがコロナで陽性になってしまったそう。それでも、そつなくきちんと回していくあたりは流石です。

あまりにそつがなかったので、一観客の自分でさえ、一人でも問題ないのでは?と感じてしまったので、来年、居島さんの場所があるのかどうか、いささか心配になってしまいます(笑)


今回の競演会、実力が均衡していて粒揃いだと思います………、小辰さんさえ居なければ(笑)

なので、判官びいきも働いて、自分だけでなく他のお客さんも、小辰さんに対してはかなり厳しめな目で見ていたんじゃないかと思います。それでも、終わってみると、一人だけ頭一つ抜けている印象。

出だしの自己紹介はやや滑り気味でしたが、噺に入ると一人だけうけ方が違っていたように感じました。

酔っ払って管を巻く酔払い亭主。その亭主の言うことを聞きながらも、しっかりと手のひらの上で転がしている奥さん。転がされていることが分かった上で、安心して偉そうに甘える亭主。

奥さんにおでんを買いにいかせたあとの、最後の亭主ののろけのセリフがなくても、二人の関係が見えるのが素晴らしいです。


そんな小辰さんとどちらに投票しようか悩んだのが、遊かりさん。「ちりとてちん」を嫁と姑との確執の噺に改作したのが、見事にハマった感があります。瞬間的な爆発力は、小辰さんよりも上だったかもしれません。

今までは、良くも悪くも噺を真面目に演じている印象がありましたが、自分のキャラクターを上手く活かす術を見つけて、一皮剥けたように感じます。


結局は、自分の予想通り、大賞が小辰さんで、2位が遊かりさんでした。けど個人的に惜しかったなと感じたのが、はな平さんと鯉津さん。

はな平さんは、噺自体は面白かったのですが、一番という順番で割をくらったのと、人物の描きわけがもう少ししっかりしていたら、というのが残念だった部分。そこが揃っていたら、ひょっとしたらというふうに感じました。

鯉津さんは、代書屋に来る客を二人にしたのが裏目に出てしまったような気がします。独演会とかでしたら問題ないのですが、こういう限られた持ち時間の中で演じないといけない中では、代書屋が一人の依頼人にとことん振り回されている方が、お客の心には残りやすかったように感じます。


残りの方も含めて、独特な緊張感の中で個性豊かで面白い会でした。スベったときには一番しんどい立場になる、リスクマネジメント要因の遊雀師匠も、競演会で若手が使っていたネタを噺の中に入れたり、お客と一緒に会を楽しんでいる印象でした。

・立川幸吾 「山号寺号」(開口一番)

①林家はな平 「片棒」
②入船亭小辰 「替り目」
③三遊亭遊かり 「ちりとてちん

~仲入り~

④瀧川鯉津 「代書屋」
⑤昔昔亭喜太郎 「皿屋敷
⑥春風亭一花 「黄金の大黒」

~仲入り~

・三遊亭遊雀 「寝床」



帰りは、西武沿線でやっている謎解きの続きをする。ちょっとだけのつもりが、帰ろうと思ったら解けてしまう、帰ろうとしたら.....、という素晴らしいサイクル(?)にはまってしまいます。気づいたら、予想外に遠くまで行く事に。

ただ、あと1日あればクリアできそうな目処はたってきました。