昨日の帰り王子に寄ったときに買ったボールペンと、駅のスタンプ。
ボールペンが「王子」ではなく「玉子」になっている所が可愛いです。定期的に「王子」に一つ付加価値をつけるという意図で、いろいろとプロジェクトをやっているようで、このグッズもその一環で出されているようです。こうやってグッズまで販売し、自分のように面白半分で買うやつまでいる。大したものです。
朝、カップヌードルの餃子味の隣に売っていた、明星さんの新製品のカップうどんを食ぺる。見た目通りのさっぱりとした優しい味です。
細目でなめらかなタイプのうどんも、カップめんではありそうでなかったのでちょっと新鮮。酸味の強すぎないトマトは存在感こそありますが、全体のバランスを壊さずいい感じ。好印象です。
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おだしの和 つるみおうどん トマトとおくら
今日は、先々月位から予定を立てていた通り、午前中で仕事を切り上げ、土曜に引き続き国立演芸場に行く事に。今日のトリは、昇進と同時に小辰さん改め、大きな名跡を襲名した扇橋師匠です。面倒そうな仕事は大方午前中に片付いてくれたので、心置きなく出掛けられます。
時間がないので、昼食替わりにSOY JOYを食べてつなぎにする。今日は3種のレーズン味。他のフルーツの入ったシリーズ同様に果物の生っぽさが残っていて、食べたなという満足感があります。
ベースの部分はブルーベリー味やストロベリー味と同じ生地かと思います。今、市販されているシリーズが12種類なので全種類完食が見えてきました。
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3種のレーズン。
国立演芸場には13時前に着いたのですが、エレベーターに乗っている最中に、慌てていたオジさんに「閉」ボタンを押されてしまいます。最悪のタイミングで押されたため、避けることもできず、左の肩とわき腹に結構なダメージを受けてしまいます。
急いでいる気持ちは、よ~くわかる~。よくわかるけど~、、、痛い~!
(>_<")
まあ、それでも挟まれたのが比較的頑丈な俺っちで、本当に良かったですよ!じいさんばあさんだったら、かなりの確率で洒落にならない状況になっているところでした。そう思うことにしよう!
腰痛用に持っている塗り薬を塗って、しばらく待ち合い室のモニターで観ることに。伊織さんが終わった頃には、いけそうな状況だったので、客席に移動します。隣の人が遅れていたようで、前半いなくて本当に助かりました。
思わぬアクシデントはありましたが、寄席そのものは至って順調に進んでいきます。今回は昇進襲名披露興行の大千秋楽という事もあり、先代扇橋一門全員で、新しい扇橋を守り立てていく。そんな決意が伝わってくるかのようなメンツです。
扇蔵師匠、扇好師匠は、いい意味で肩の力の抜けた聴き心地のいい芸。おそらく、寄席での先代の芸風を受け継いでいるのだろうと思います。
特に扇蔵師匠は、酔っ払っている親子を、しょうもないないなあと思いながらも、暖かい目差しでみているお祖母さんの姿が見えてくるようで良かったです。
扇辰師匠は、先代の扇橋師匠から教わった噺。本寸法の江戸言葉とはちょっと違った形にはなりますが、落語の語りの面白さが良くわかる一席です。
土曜の市馬師匠もですが、伸縮しやすい噺を選んで時間を調整し、弟子の見せ場をきちんと作ってあげようとしています。そんな所に師匠としての愛情を感じます。
扇橋師匠は、主人公の久蔵とそこに関わる人達とのやり取りを丁寧に描いた見ごたえのある一席。彼が破滅寸前の状態から、起死回生の復活を遂げたのは、実は自分一人の力ではないんだなという事が良くわかるような噺の組み立てかたをしています。札を買うきっかけになった友人、しくじったのに居候で置いてくれたお店の主人、そして神棚を避難してくれた頭。みんなの助けが一つでも欠けていたら、抽選会を待たずにどうにもなくなっていたはずです。
そんな久蔵と、扇橋師匠のここまでの噺家人生やまくらでのみんなへの感謝のことばが重なってしまい、最後はちょっとしんみりとしてしまいました。
(演目)
・入船亭辰ぢろ 「寿限無」(開口一番)
・三遊亭伊織 「芋俵」
・入船亭扇蔵 「親子酒」
・ロケット団 漫才
・入船亭扇好 「のっぺらぼう」
・鈴々舎馬風 「楽屋外伝」
~仲入り~
・口上(扇蔵、扇好、扇橋、扇辰、馬風)
・入船亭扇辰 「権兵衛狸」
・鏡味仙志郎・仙成 曲芸
・入船亭扇橋 「富久」