昨日午後に帰ったので、今朝は早めに出勤する。午前中さえ巧く凌げれば、大丈夫かなあというヨミだったのですが、その通りの展開で推移。朝方は準備もありバタバタしましたが、午後からは落ち着いて仕事が出来ました。
朝はしばらく食べずに机にしまってしまったオシャーメシの参鶏湯のスープごはんを食べる。ちょっとだけ薬膳ぽさはありますが、あくまでも少しだけ。とろみの少しある鶏のスープは優しくて食べやすいですし、ごはんにも合います。
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オシャーメシ 参鶏湯のスープごはん
仕事もプライベートもそれなりにやる事はあるのですが、至急でやらないといけない事は限られているので、総じて穏やかな日中です。
しかし、何か大切な事を忘れているような気もします。何かが引っ掛かっているのですが、それが何であるのかがはっきりとはしない。穏やかな日常の中、そんなモヤモヤとしたすっきりとしない気持ちがずっと続きます。う~ん、なんだろう?
それでも多分、仕事も大丈夫だと思うので、予定よりも30分繰り上げて会社を出ることに。
新橋で下車して歩いていると、途中『肉めし』と書かれた看板に引き寄せられて、ついつい中に入ってしまいます。本当はここで食べる予定ではなかったのですが……。
だって~、新宿や、秋葉原の「岡むら屋」さんが突然無くなって寂しかったんだも~ん!
どうやら、このお店はその「岡むら屋」さんの流れを継いだお店のようです。頼んだのは、肉めしを卵でとじた肉玉めしなるもの。親子丼と牛スジ丼とのいいとこ取りです。岡むら屋さんのような煮卵もいいですけど、こちらもこちらも美味しいです。一方で岡むら屋さんの特長である豆腐は、この店でも健在。今度は煮大根の入ったメニューを食いに来よ。
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肉玉めし(ご飯大盛) 1012円。
お腹が一杯になったら、歩いて日比谷公園方面に向かいます。ここの所リピーター化している日比谷図書文化館で、今日は音楽を聴きます。
とはいってもクラシックや音楽の授業に出てくる聞き慣れた楽器ではありません。今回は、モンゴルの民族楽器の馬頭琴(モリンホール)が主役です。
演者は美炎(みほ)さんという、日本ではこの楽器の第一人者の方。コンサートとしては短めとはいえ、、ハイレベルな演奏を、図書館で、たった1000円で聴けるというのは、かなり貴重な機会です。
モンゴルの民族音楽は、以前たまたまホーメー(二つの声を使い分ける事が特長の民族歌謡)を聴いた位。そんなほとんど予備知識なしの状態だったのですが、それでもかなり楽しめました。パーカッションの前田仁さんがとても剽軽なおじさんで、敷居を僕たちの所まで下げてくれたのも大きかったのかもしれません。
バイオリンやチェロなどオーケストラの弦楽器に近い音色ですが、それよりも音の歪みや揺れの幅が大きなというのが第一印象。厳密な西洋音階に慣れていると、逆に新鮮です。ソロとアンサンブルとでは音色の聴こえ方が違っているように聴こえるのがとても面白いです。上手く言えないのですが、ソロよりもアンサンブルの方が音の収まりがいいように感じました。