だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。オールスター寄席@道楽亭。

ガリヴァ旅行記と読書アドバイザー養成講座のテキストを平行して読んでいるのですが、なかなか前に進まず、かといって他の本に手を出すことも出来ず、結構フラストレーションが溜まっています。どちらかをキリのいい所まで読み終えるしかないようです。

特に、テキストは来週スクーリングがあるので、講義の部分だけでも早めに読んでおかないといかんです。読書の秋なのに、本を読むエネルギーが今一つ湧かない、というのも考えものです。多分、今、生活していくことそのものに、モチベーションが低いんだろうなあ。


昼、出掛けようかとも思ったのですが、上がらないテンションと体調に、給料日前でお金があまりないという事情が重なり、かなりのダメ人間状態に。漸く、夕方気力を振り絞って、新宿へ。途中、しゃべりに夢中で周囲も見ずにいきなり進路変更してぶつかってきたクソガキどもに絡まれて、ますますテンションが落ちていきます。(それも中途半端なので、チンピラモードを発動させることもできん)

本日は、若手のどちらかといえば熱量高めのメンバーが揃った、オールスター寄席。月末までは噺家さんを替えてこの状態が続くそう。これが終わったら一旦店じまいして、移転。その前提でクラウドファウンディングをしていたのですが、どうやら最悪の事態は回避できたそうです。改装して年末年始に改めて再オープンだそうです。

小痴楽師匠には「詐欺じゃん」って洒落で突っ込まれていましたが、今の場所で続くというのは、お客、噺家ともにありがたい事です。まだ打ち上げが開きにくい状態で、採算面でも厳しい状況が続くかとは思いますが、引き続き頑張ってもらいたいものです。結構厳しい事も言われていますし、それについては一理あるよなあと思う部分もあります。席亭の気分でいろいろなモノがコロコロ変わるので、勘弁してくれよなと言いたくなった事もあります。ただ、そういう部分も含めて常連さんや噺家さんに愛されているのは、紛れもない事実ですし、自分もその中の末席の一人だとは思っています。


寄席の方は、9時近くまでたっぷりやっていただいて、とても見応えがあり最後まで楽しめました。通常の寄席でしたらあまり持ち時間のない二つ目さんでも、たっぷり一席聴けるのが、この寄席のいいところです。

笹丸さんは、ベビーフェイスな見ためと少し毒舌気味のキャラとのギャップがとても面白いです。文治師匠もこんなとこでいじられるとは、思っていないだろうなあ。

文吾さんは、少し小痴楽師匠と芸風がかぶる部分はありますが、小気味のいい語り口がとても心地のいい噺家さん。枕も面白いですし、新作とかやってもよさそうです。

その、小痴楽師匠は、噺の半分以上は、道楽亭の楽屋への改善要望と喫煙所が少なくてタバコが吸えないいらだちをぶつけた枕。枕が面白すぎて、本題の噺はほとんど覚えていません(笑)

ねづっちさんは、近くで聴くとその凄みがほんとうに良くわかる芸人さんだなと思います。謎かけも含めて、とにかく頭の回転が早くてビックリしました。

トリのべ瓶師匠は畳み掛ける部分と、しぐさだけで噺を進めていく部分との、切り替えがとても巧みです。長めの噺でもするすると耳に入っていき、とても楽しかったです。噺のリズムの作り方や、くしゃみの時の向き等「気づかいの人」という一面も持っている噺家さんだなと思いました。


(演目)
・桂笹丸 「試し酒」
・橘家文吾 「磯の鮑」
柳亭小痴楽 「蔵前駕籠」

~仲入り~

・ねづっち 漫談
・笑福亭べ瓶 「くっしゃみ講釈」