だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。アラカワ読書会。サイレント映画ライブ「オペラの怪人」@たづくりくすのきホール。

ゴミを捨てたら出掛ける事に。今日は午前中から町屋で読書会。リアルでお伺いするのが始めての書店さんなので楽しみです。都営新宿線の小川町で下車して、千代田線に乗換え、町屋駅で下車。右隣に夫婦と思われる男女二人組。奥さんが黙々と本を読んでいるのに、上から目線で蘊蓄を話し出す、ご主人。そして、それをほぼガン無視する奥さん。

「本を読んでいるのは、本を読みたいからというのもあるけど、たぶんあなたに話かけられたくないというのか、一番の理由なんだよ。それに全く気がつかない旦那が痛々しすぎて、見てらんないよ~」

心の中の声。見ていたら、とてもいたたまれない気持ちになります。自分も人の事はあまり言えませんが、これだからオッサンは!

そんな人達の影響を受けてしまったのか、会場の入り口が分からなくウロウロしてしまい、少しだけ遅れてしまう事に。みなさん、本当にすみません。

(´-ω-)人


今日、お邪魔したのは、アラカワ読書会さんで、コロナ下では、オンラインで月に2度ほど開催していたそうなのですが、今月から出来るときにはうち1回をリアルで開催する事にしたそう。まだまだリアルで開催している会は多くないので、リアル派の自分は、その英断に感謝です。今回は、自己紹介した後に、挙手制で発表していくスタイル。自分のペースで発表できるので、個人的にはそれもとてもありがたいです。


自分が紹介したのは、谷口ジローコレクションの「坊っちゃんの時代」。先日、お邪魔した谷口ジロー展の事を混ぜながら話させていただきました。どちらかといえば、谷口ジロー展の宣伝をしていたような気がしますが(笑)

ただ全集で読み返して、新たに感じたのは、手塚治虫先生を筆頭とした一般に言われている漫画との表現のアプローチの仕方の違い。例えば、手塚漫画では、絵を記号化することで、登場人物の感情を表現したり、物語を進めたりします。谷口さんの場合、絵をあくまで絵として表現しつつ、その中で感情や物語を伝える方法を模索している。超売れっ子ではなかったので、量産しなければならない状況に追い込まれる事がなかったという事があったとはいえ、これは凄いことだと思います。

時間がしっかりあるので、じっくりと紹介できて、本の話しも聞けるのでとても楽しい時間を過ごさせていただきました。全体的にとても正直な方が多くて、見栄と嘘で生きている自分にとっては、本当に羨ましい!(その事を深く反省して、この日記については嘘は書かないようにしています。嘘はね~♪)

みなさんに紹介していただいた本↓


終わったら、失礼させていただいて千代田線に乗った、までは良かったのですが、途中で爆睡して新御茶ノ水駅を通過してしまい、気がついたら赤坂駅近辺。また、やっちまった~。読書会の時はテンションが高かったので感じなかったのですが、土曜の疲れが完全に抜けきっていなかったようです。座れるところまで小田急線に乗り、比較的本数の多い、千歳船橋千歳烏山のバスを使い、京王線に出て調布に出ることに。混雑はひどいわ、途中急ブレーキを掛けたせいで、赤ちゃん連れのお父さんが転倒するわで、混雑の原因を作っている中学のバスケ部のクソガ……、否、お坊っちゃま達は席を一切譲ることなく、騒ぎ散らかしていて、ただただもうめちゃくちゃなカオス状態。最初はお坊っちゃま達同様、我関せずだったバスの運転手が、事の重大さに気づき、運転も態度もガラッと変えてくれたのが、せめてもの救いです。

それでも何とか間に合い、14時から調布の映画鑑賞会に。今回は、通常の映画とは趣向が違っていて、澤登翠さんを弁士に招き、生演奏つきの、サイレント映画の上映会。演目はロン・チャニー主演の「オペラの怪人」。近年リメイクされたり、ミュージカルになったもの以上に、怪人の運命が悲しくて、残酷な作品で、彼のやりきれなさが、ひしひしと伝わってきます。弁士の澤登さんも同様に怪人側に強い思い入れがあるらしく、もとの脚本をより怪人寄りに書き換えたそうです。
疲れのせいで、前半ちょっとだけウトウトしてしまいましたが、作品そのものはとても楽しめました。弁士、生演奏つきで、1500円という破格の価格設定という事もあり、発売してすぐに完売したそう。早めに情報がゲットできて、本当に良かったです。

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11月30日は水木しげる先生の命日だそう。それに合わせて、作品の上映会などの追悼イベントも、市内各地で行われているそうです。

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