だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。池袋で読書会。久々の回転寿司(池袋・大江戸)。荻窪でボードゲーム会。

朝メールを確認したら、B&Bさんで10時半から行く予定だった文学の教室が、急遽お休みになったという連絡。

 

このまま中止返金になるのか、別の日に延期になるのかは分かりません。でも、金曜日にやり損なった洗濯か出来るので、当座「助かった!」というのが、偽りのない正直な気持ち。今度こそは、きちんと洗濯をしてから出掛けます。

 

という訳で、午前中の予定が流れたので、本日の最初の予定は、池袋の天狼院さんの読書会。今回は「キャラ立ち」がテーマ。こういう時に、いつもゴルゴを紹介してくれる人がいないのが、とても残念です。

 

とはいっても、作中の登場人物だけでなく、紹介者もなかなかのキャラ立ちぶり。粒揃いの作品が多く、今日もなかなか楽しめました。

 

自分が紹介したのは「クリスマスのフロスト」。ホームズやポアロを筆頭に、人智を超えた名探偵や辣腕刑事を多数生み出してきたイギリスミステリーで、その系譜の真逆をゆく小説です。

ワーカホリックだけど書類仕事や論理的な考え方は大嫌い。けどなぜか階級は警部。行き当たりばったりの癖に、所々妙に鋭い。かと思うと、見当違いの凡ミスを平気でやらかす。人情味があって優しい一面もあります。けど、そう思って見直したそばから、その場にそぐわないお下劣な下ネタを平気で言ってしまう。実に矛盾に満ちた人間くさい人物です。

全く共感できないのに、気ついたら「我らがフロスト警部」になって応援してしまっている。とても不思議なかつ、愛すべき人物です。

 

昨日、ダヴィンチの又吉さんの特集号を読んでいたら、偶然「火花」が紹介されたのには、びっくり。確かにこの小説に登場している神谷は、とても個性的なキャラクターです。

矢崎さんの「ぶたぶた」シリーズは読みたかったのですが、何となく先延ばしにしていた1冊。おかげでどういう話しなのか、ざっくりと知ることが出来ましたし、より興味が湧いてきました。元々は徳間のデュエル文庫から刊行されたのですね。知らなかったです。

紹介していただいた本の一部。

 

読書会が終わった後、ちょっと遅めの昼食を取ろうと思ったら、あてにしていたそば屋が休みだったので、久々に駅前の回転寿司のお店に行くことに。

もうちょっと早ければランチもやってたのですが、残念ながら終わってしまったようです。なので普通に回転寿司として利用する事に。

 

それなりにお客さんはいるのですが、お店もお客も今一つ活気がありません。やはり、コロナでの値上げとくら寿司などの犯罪行為の影響が色濃く出てしまっているようです。人の善意を前提に成立しているビジネスの、弱点と限界がここの所露呈してしまっているように感じます。

 

新宿で乗り換えるのが面倒になってしまったので、丸ノ内線で始発の電車に乗り、終点の荻窪へ。夕方からは、いつもお世話になっている劇団さんのボードゲーム会。

割りと難しいものがいくつかあり、細かいルールを覚えきれずに、ご迷惑をお掛けしてしまった部分もありましたが、まずまず楽しめました。

個人的には勝ち負けよりも、楽しく遊べる事と、できるだけ始めましてのゲームをやる事に重きを置いているのですけど、勝ち負けを大切にしている人も当然います。

そういう人から見たら、自分の遊び方は他のプレイヤーのアシストをしているように見えて、面白くないと感じるのかもしれません。そういう人もいることに全く目が向いていなかった事には、要反省です。

今回遊んだゲーム。イッツアワンダフルワールドは戦略と運とのバランスに優れた、なかなか面白いゲーム。

最初は引きの良さでトップだったのですが、ある程度先を読んでいかないと、あっという間に息切れしてしまいました。

ドラフトゲームの割には、あまりギスギスしないところもいいです。

ミルフィオリというゲーム。ドラフトしたカードの指定箇所にガラスを置き、その置き方で得点を競うゲーム。

ルールは複雑なのですが、基本のシステムはシンプルで分かりやすいので、説明を聞けばきちんとルールが理解できます。運と戦略とプレイヤー間の駆引きのバランスがとてもいいゲームです。