だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。ほくとぴあ亭1000円寄席8月回。

国や都の対応がユルユルなので忘れがちになりますが、数だけで見たらいつになくコロナが感染しているよう。うちのセンター内でもついに30人を超えたらしいです。

Jリーグプロ野球では声だし応援が解禁されつつありますが、社内では感染が蔓延しており、そんな状態なので当然ガイドラインも厳しいまま。チグハグな現状に戸惑いを感じずにはいられません。

喉がいがらっぽくなっただけで感染してるんじゃないかと、少し心配にもなってきます。そろそろ健康診断ですし、ここで感染したらちょっと洒落にならんので、気をつけんととは思うのですが、どう気をつけたらいいのかがよく分かりません。お医者さんよりもむしろ神様の領分かもしれません。


朝メシを買うためにセブンイレブンに寄ったら、きゅうりの浅漬けが一本丸ごとの状態で売っており、そのフォルムに一目ボレしてしまい、速攻で買ってしまいました。

食べてみたら、中がきゅうりのみずみずしさがまだ残っている浅漬け。カットされた漬け物よりも美味しくて、なるほどそういう訳でこの見た目なのかと、一人勝手に納得しました。


確かに美味しかったのですが、さすがにきゅうり一本だけでは足りないので、お盆休みに買ったチキンラーメンの新作を食する事に。湯切りしたお湯も、チキンスープとして飲める所がなかなか面白いです。

汁なしになると、通常のチキンラーメンからスープの味がなくなるので、麺がかなりのさっぱり味に。トマトケチャップベースの味が加わると、いつものチキンラーメンのイメージが随分と変わります。



チキンラーメン汁なしどんぶり純喫茶のナポリタン。


午前中雨だった事もあり、商品の搬入の出足が悪かったのですが、途中から晴れだしたこともあり、平常運転に。仕事がスムーズに回りだしたのはありがたいのですが、とにかく蒸し暑くて仕方がありません。

とはいっても、人手は足りませんし、やらないと商品を出荷できません。なので、なるべく手早く終わらせるように作業するしかありません。

ただこっちがヘロヘロの状態で事務所に戻って、汗一つかいていない人間どもの顔を見ていると、何か釈然としない気持ちにも。


涼んでる暇があったら、少しは手伝わんか~い!

(っ`Д´)っ・:∴


と叫んでやりたいのですが、これ以上疲れたくないので、心とこの日記の中だけにしておきます(笑)


仕事が終わった後は、早めにメシを食ってほくとぴあに。すき家HYさんの「Song for」が流れてきて、ちょっと泣きそうになってしまう。あ~、久しぶりに友達とカラオケ行きてえ!

Song for...

Song for...

  • HY
  • ロック
  • ¥255


普段は、値段は安いけど自由なお客さんが多いほくとぴあ亭。(コロナ下でなければ暖かい気持ちで見れるのですが)ただ、今日はいつになくマナーのよろしい客が多くて、逆にびっくり。

スタッフの尽力の成果か、それとも暑くて騒ぐ元気がないのか?多分、両方だとは思うのですが、どちらだとしてもありがたい事です。ここのスタッフは、問題があると、可能な範囲ではきちんと改善しようとしてくれる所が好感が持てます。先日行った某新宿文化センターにも、少しでいいから、見習ってもらいたいっす。


今回は初登場の方が多くて、前座の壱福さんも含めて、全体的に新鮮な顔ぶれ。その中でトリを務めたのが、来年真打ち昇進を控えた翔丸さん。小咄から膨らませて30分近くある噺にした、ほぼオリジナルの演目だそう。

幼馴染の売れない役者・喜助と結婚したい、年頃の娘お花。大部屋から抜け出せない彼に、もうちょっと頑張ってもらいたいと思っている。そんな矢先、大工、若旦那、医者の将来有望な若者たちに立て続けに求婚される。突然の求婚に、嬉しいけど困ってしまった、お花の父親は.....。

なかなか噺の組み立ても良くできていますし、テンポも大変にいいです。一定のテンポで押し切ろうとすると、キャラクターの演じ分けがとても難しいのですが、そこがきちんと出来ている所も大したものです。

ただ、後半、所々噛んでしまう部分があったのが少しだけ残念。けど、それは自分の演じ易い、楽なスピードに流されないという意識の裏返しでもあります。小手先で上手く演じるよりも、自分のスタイルを貫こうとする所は、好感が持てます。

真打ちになってからの精進次第では、唯一無二の個性派の噺家さんになれる。その下地は充分に持っていると思います。


前半の女性陣二人もなかなか面白かったですが、個人的に気になったのは、白浪さん。死神に声を掛けられる男を売れない二つ目の噺家という設定にしたのはかなり面白いアイデアだと思います。死神の語り口の胡散臭い所もいい感じ。

ただ、惜しかったのは、その後が通常の「死神」と同じ噺になってしまった事。どうせやるのなら、とことんやってもらいたかったです。枕元や足もとに死神のいそうな師匠方には事欠かないはずですし(笑)

二つ目の噺家なのに、「死神」という演目の筋やサゲを知らないように見えてしまう設定も、ちょっと不自然。そこを丁寧に手直しするだけでも、もっと面白くなりそうです。

翔丸さんともども、今後に期待です。


(演目)
・桂壱福 「雑俳」(開口一番)
・林家きよ彦 「いい感じの小料理屋」
・神田真紅 「面の餅」


・桃月庵白浪 「死神」
・桂翔丸 「蛤政談」