学生さんが少しずつ冬休みに入ったお陰で、行きの電車が気持ち空いてきているよう。人混みが大嫌いな自分にはありがたい限りです。その分、夕方ごちゃつくのでしょうが、朝にそうなるよりはよっぽどいい。
通勤電車が混んでいるか、そうでないか。それは、リーマンにとっては死活問題でさえあります。満員の通勤電車に乗ってると、人間らしい心が、確実に摩耗させられます。人としてダメなオッサンが多い一因じゃないか、とさえ思います。
どうも来るべき人が一人いないなあと思っていたら、家庭の事情で急遽休み。仕方がないとはいえ、余裕をもって仕事ができるという目算が初手から狂います。
週明けから徐々にギアを上げていくつもりだったのですが、甘くないなあ~。
朝、coke onのアプリのスタンプ欲しさに買った、チキンジンジャースープをチリトマト味に合わせてみる事に。(月曜の朝はスタンプ2倍になります)ショウガの辛味が強くて、残念ながら今一つ。
というか、このスープ、むせるレベルでショウガが強いです。
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チリトマト味×GO:GOODチキンジンジャー
人手が足りない、手が掛かる仕事が多い、と予想外に苦戦しましたが、午前中一人ヘルプで入ってくれた事もあり、途中からスムーズに回る事に。本当にありがたいです。
昼はNewday'sで買った「すごおに」シリーズの「蕎麦屋のそば風おにぎり」をいただく。駅弁風おにぎりのシリーズといい、良くも悪くもおにぎりの常識を破壊していく姿に最近目が離せません。
あくまでも個人の意見ですが、そばつゆ風味のごはんはおいしいのですが、かきあげが少しパサパサしすぎてしまっていて、バランスがイマイチかなあ、という印象。おそらく温めたら変わってきそうな気はします。
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蕎麦屋のそば風おにぎり
夜は、新橋から歩いて東京新聞本社に移動し、2ヶ月ぶりの日比谷らくご倶楽部。今回は竹千代さんたちのチームの回です。今回のテーマはお客さんのアンケートから採用された「扇子」。
竹千代さんのように演目を工夫してずっと木魚を叩いていたり、昇咲さんのように二刀流で使ったり。かと思うと、談洲さんのようにマクラを短めにし、冒頭で扇子を使う仕草をこれでもかとやってから、本題に入ったり。ひと口に扇子といってもいろいろな使い方があるようで、見ていて楽しかったです。
昇咲さんは、もし噺家を撲滅する法律が制定されたら、という新作落語。噺家でないとしらをきる男性を、何故か落語に詳しい同棲している女性が責め立てる所は、喬太郎師匠の名作「すみれ荘201号室」を彷彿とさせます。雛形もよくできていますし、昇咲さんのちょっとした言回しやちょっとずれた物の見方がいちいちおかしい。噺自体もまだまだ面白くなりそうです。
竹千代さんは、がさつな生臭坊主の姿がハマっていて、ちょっと下品かなあ、と思いつつも笑ってしまいました。最後の「テレビ消さない~!私が見てるんだから」のひと言には、心のなかで突っ込みを入れつつも爆笑してしまいました。この寺間取りとかどうなってるんだろ?
談洲さんは、若手ながら長尺の噺をきっちりと聴かせてくれます。どうしようもなく口は悪いけど、表裏がなく、人への感謝の気持ちを忘れない。そんな八五郎の姿がきちんと描かれているから、後半しっかりと聴かせてくれる噺に仕上がったのだろうと思います。
(演目)
・春風亭昇咲 「噺家撲滅法案」
・桂竹千代 「小言念仏」
~仲入り~
・立川談洲 「妾馬」