準備に手間取り目前で電車に乗り損ねるわ、次の電車に乗ったら普段は座れるのに混んでて座れない。地下鉄に乗ったら電車は遅れるわ、と朝からどうも流れが良くないです。
ただでさえ景気の悪い話ばかりのわが出版業界。6月そうそうこれでは、今一つ士気が上がってきません。こういう時こそ出荷時の事故には気を付けないと……。
先日買った、「うちのごはん 牛ガーリック飯」に丸美屋の「すきやき」のふりかけを足して香ばしさが出ないか試してみました。
単品より、こちらの方がいいかもしれませんね。期待したほどの香ばしさこそはありませんが、味が複雑になり奥行きが出たようには感じます。丸美屋の「すきやき」とか「のりたま」って、たまにむしょうに食べたくなります。
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うちのごはん 牛ガーリック飯に丸美屋のすきやきのふりかけ。
昼は、セブンイレブンで見かけた、AFURIのカップ麺とカップライスで、気分だけはお店を行った気分を味わうことに。
店舗には2回くらいしか行った事はありませんが、チャーシューの味と質感はかな巧く再現されていると思います。おかげでカップライスはなかなかいい出来です。
麺は気持ち塩味が強いかなとは感じますが、細麺と柚子の香りが効いていて、上品な仕上がり。一つの製品として、純粋に美味しいです。
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左/AFURI 柚子塩らーめん 右/AFURI 炙りコロチャー飯
朝からあまりよろしくない流れでしたが、数少ない救いが、月末が終わったら、そこまでは仕事が忙しくなかった事。
今日から申込み開始のイベントが何件があったのですが、こちらは無事に申込みできました。無理に動かないにしても、積極的に仕掛けるにしても、流れの悪い時には主導権が持てるものについては、できるだけこちらで持った方がいい。それが僕の信条です。
無難に仕事を終わらせたら、曰比谷に向けて出掛けます。一週間空けずに曰比谷図書文化館を訪れるとは、最初は思ってもいませんでした。
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曰比谷公園内にある「かもめの噴水」
先週は、ボードゲームの「カタン」をやりに来たのですが、今日は「パブリックアート」に関する講義を聴くことに。先生は美術ライターの浦島茂世さんです。
周遊型の謎解きをやってると、やたらと目にし、時には問題の一部にもなっているパブリックアート。そういう理由もあり、最近引っ掛かっていたテーマでもあります。
「美術鑑賞の入り口講座」という事もあり、パブリックアートとは何か、という事から始まって、その歴史や曰比谷公園で鑑賞できる作品について、事前の知識がなくても分かるように教えていただきました。
戦前の金属供出、戦後の軍人の像や戦意高揚のために造られたものの破棄。この二つの出来事を通じて、戦後まもない時期は銅像がほとんどなくなった事。
戦後の復興期の、野外彫刻展で展示されたものの多くが、パブリックアートとなる事等の話しは聴いていて楽しかったですし、興味深かったです。
長年基地があった関係で、市の規模の割には開発や観光振興が遅れ気味だと思っていた、立川市が、実はパブリックアートの見所の一つだったという事は、勉強不足で知りませんでした。
今度時間ができたら、立川には行ってみたくなりました。その前に曰比谷公園の探索の方が先になりますけど(笑)
やっぱり話を聞くと、今まで素通りしていた場所にパブリックアートがあると、ついつい見てしまいます。帰り道、夜も遅いのに東京メトロの明治神宮前駅で足を止めて、ついついパブリックアートに見入ってしまいました(笑)
街を楽しく歩くための補助線が、一つ増えました。
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武田双雲さん「希望」。東京メトロの明治神宮前駅構内にあるパブリックアート。