だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。国立近代美術館(MOMATコレクション展)。ちょっとだけ、謎解きとスタンプラリー。

お金を振り込んでから一ヶ月近く何の音沙汰も無かった来期の都立大学公開講座。昨晩、漸く受講の案内が届きました。

支払期限とは支払い方法等がすごく優しい分、こういう所で多少の不自由が発生するのは致し方ないのですが、開講まで10日を切ってくると流石に少し心配になってきていたので、かなりホッとしました。

 

毎度、毎度の事ではありますが、月末の金曜日はやはりそれなりに忙しいです。普段は8時半から仕事をしているのですが、8時前から手を着けないと、仕事が巧く回らなくなります。朝30分手を抜くと、日中1時間では修復できない位大穴が空く事が多々ありますからねえ。

 

100%納得している訳ではありませんが、早く仕事を終わらせるためには、まあ、仕方がない所ではあります。まあ、ほぼ想定内ではありますが……。

 

という訳で、朝はカップ麺を作る時間も惜しかったので、手早くパンで済ませて、昼にゆっくり食事を取る事に。ゆっくり食べるだけで調理時間はいつも通りなのですけど(笑)

 

本当は、よこすか海軍カレー焼きそば。さらっとした食感でスパイスが強めの欧州カレー風な所は、海軍カレーの特長がきちんと再現されています。

ただ、ジャンクフードっぽくなってしまうのが、良くも悪くもエースコックさんのカップ焼きそばらしさ。この商品も例外ではありません。

個人的には、そのスナック感覚な所が嫌いではないのですが、好き嫌いが分かれそうな味です。

魚藍亭監修 よこすか海軍カレー焼きそば

 

仕事が終わった後は、東京メトロを乗り継いで、東西線竹橋駅で下車。国立近代美術館の夜間展示を見に行きます。

東京メトロと、国立、都立のミュージアムがタイアップした謎解き企画があるので、それに乗っかってみようかと思います。

まあ、近代美術館のコレクション展は、それとは全く別に、行ってみたいと思っていました。これがちょうどいい機会になるので、個人的にはとても助かります。

 

事前にどの部屋に行けばいいのかは分かっているので、とりあえずその部屋に行ったら謎を解く事にし、まずはゆったりと作品を観ることに。

価格は超のつく良心設定ですし、美術館や博物館のポリシーや大切にしているものも分かりますし、実は常設展示って大切なものだなあ、としみじみと感じる今日この頃。

基本、写真撮影もOKですが、データベースもあります。それに国立レベルになるどそれほど高くない価格で、プロの撮影した図録もたんまり出ているので、気になったものだけ、こっそりと撮影させていただきます。

体力の残量次第ですが、週末の夜、美しいものを見ていると、平日の心の汚れがキレイになったような気分になります。残念ながら、多分錯覚なんだろうな、とは思いますが。

 

(~ ´∀`)~

 

今回の謎解きのチラシ。適度に敷居が高いと、参加者が絞り込まれるので、あまり混雑せずに済む、というメリットがあります。

中村彝。以前アトリエ記念館に飾ってあったレプリカの、ホンモノが目の前に。

住谷磐根。なんだか良くわからないですけど、有無を言わせない迫力。

日野忠重。「結末」というタイトルが凄くインパクトがありますし、皮肉も感じます。

ソル・ルゥイット。階段付近のフロアの4階と3階とを貫く大作。良く見ると、いろいろと芸が細かいです。

パブリックアートだけでなく、近代美術館でもスターの岡本太郎。やっぱり遠目からでもひときわ目立ちます。

北野常富。色使いと構図が大胆。こういう美人の描き方があるのかと、目から鱗です。

 

 

19時からは、美術館のガイドスタッフと見学者が、椅子に座って、一点の作品に対話するフライデー・ナイトトークというイベントがあったので、参加させてもらう事に。

対面式でやるのは、コロナ後始めてだそう。100%偶然ですが、いい機会にその場に居合わせました。

 

(*´∇`*)

 

今回は二点の絵が対象だったのですが、自分は横尾忠則さんの「宮崎の夜―眠れない夜」のトークに参加しました。

絵に対する関わり方は人それぞれですが、20人以上いると実にいろいろな意見がありますし、「どのように見えるのか」というのは実は人それぞれです。

学校教育の悪しき影響で、正解探しをしてしまいがちですが、世の中の多くの問いは、正解がなかったり、答えが一つではないものばかり。

 

不要不急と言われがちでしたが、そんな、凝り固まった頭を柔らかくする、大切な働きがアートにはある。その事を実感させてくれる時間でした。

横尾忠則。今回のフライデー・ナイトトークのお題になった絵の一つ。不安定なんですけど、何か引き込まれてしまいます。

 

石川順惠。何か気になって見入ってしまいます。規則性がありそうで、なさそうな掴み所のない所が個人的には引っ掛かります。

 

帰りにミュージアムショップで購入した、名品集のカタログと、男性彫刻シール。シールはつい衝動で買ってしまいましたが、よくよく考えてみると、使い途が無さすぎます。

 

美術館を出た後は、最初は、次の謎解きのチェックポイントに行こうかと思ったのですが、今日の謎解きはここまでに。予定を変更して、東西線の終点の西船橋駅まで行き、そこから、クレヨンしんちゃんのスタンプラリーの続きをする事にしました。

 

何よりも、まだスタンプが押せてない駅に、船橋駅市川駅が含まれているということが大きいです。この二駅のスタンプを押せたので、あとの難所は、柏駅土浦駅だけ。かなりゴールが近くまで見えてきました。

 

船橋駅のスタンプ(後日撮影)