今年最初の夏休み。朝早く起きて、あんな事をしよう、こんな事をしよう。そんな「たら」「れば」の妄想ばかり膨らみましたが、結局おきれず。食事もせずに11時前に慌てて出掛ける。
朝の電車の混み具合を考えたら、もう少し混んでるのかなと思ったのですが、暑さのせいかそれほどでも有りませんし、見込み以上に順調に移動。
か、と思っていたら、天王洲アイルで下車するのを、間違えて品川シーサイドで降りてしまう、超基礎的なミス。よりにもよってりんかい線での降り間違い。時間のロスも勿論なのてすが、それ以上にお金のロスが痛いです。
c(>_<。)シ*
久しぶりに降りた天王洲アイル。銀河劇場方面以外には行った事がなかったので、殺風景なオフィスビルと倉庫ばかりというイメージだったのですが、実はかなりのアートの街。
最近の寺田倉庫の活躍が大きいとはいえ、随所にパブリックアートやオフィスアートが点在し、かなり早い段階でアートの街を志向していた事が分かります。先日、少し勉強したのが、こういう所で活きてきます。
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加藤智大「Anonymous」。駅前で出迎えてくれるパブリックアート。どことなくユーモラスなたけでなく、暑い時に見ると熱で視覚がおかしくなったような気分に。
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ダミアン・プーラン「猫も杓子も」。写真を撮っているつもりが、撮られている気分に。ちょっといたずら小僧のような感じがいいです。
駅からあまりきちんとアクセスを調べていなかったのですが、家族連れやカップルの後ろを何となくついていくと、案内の矢印が。駅から少し解りにくい割りには、す、んなりと目的地に到着しました。
中に入ると鈴木敏文さん(多分)の映像が流れていて、それを通過すると早速展示へ。
今回の展示は、大きく3つのパートに分かれています。まず前半は、金曜ロードショーで放送された順に、ジブリ作品と当時のテレビ番組や流行を振り返るコーナー。
それぞれの作品の紹介と一緒に、直筆の絵コンテが展示されていて、今回の展示の大きな目玉になっています。
トトロやラピュタや紅の豚などの人気作品の絵コンテは、熱烈なファンがかぶり付き状態で見ていて、見事に人の流れが止まっています(苦笑)
正直、かなり迷惑ではありますが、気持ちは分からない事はないので、横からチラ見して通過する事に。マナーはともかく、一つの作品にここまで深い愛情を注いでもらえるのは、作品冥利に尽きるのではないでしょうか。
途中撮影コーナーがあり、売店を通過した後、ナウシカの世界観を再現したセットに入ります。撮影コーナーとひと口で言っても、ジブリのポスターやセットと一緒に撮影できるかなり本格的なもの。まるで作品の中や映画セットにいるような気分になります。
売店を抜けた後は、もう終わりかなあと思っていたら、暗くてひんやりとした世界に。ナウシカのオームのいる洞窟の世界が広がっています。絵コンテや撮影コーナーと並んで、今回の展示の大きな見所になっています。
多分いないとは思いますが、もしジブリ作品を見ていないのに展覧会に行く予定のある方は、ナウシカだけでも見てから行った方が絶対に楽しめますし、そうするだけの価値はあります。
ジブリのファンであればあるほど、仲のいい人みんなでいけばいくほど、楽しめる展示になっていると思います。
展覧会を見終わった後は、せっかくなので、キッチンカーで弁当を注文して、その場でいただく事に。
商業集積の割りにビジネスマンが多いですし、土日は商圏人口が激減する。そういう場所柄なのか、平日だけキッチンカーで来ているお店が結構多いようです。
その中でも今回は、YOSHIDA GOHANさんのキッチンカーのカレーとポークの弁当を購入。
カレーは甘めでとろっとしていて、ひき肉たっぷりの洋食屋さんのキーマカレー。ズッキーニとナスのラタトゥイユがいいアクセントになっています。
ポークは甘め味つけしソテーされたごはんが進むお肉。暑い時でも、食が進む組み合わせです。店舗は吉祥寺にあるそうなので、ついでがあった時に行ってみようかなあ~♪
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カレー&ポーク 900円
その後、電車に乗継ぎつつ、細かい用事をこなしつつ、池袋へ。次の予定の最寄駅は東武東上線の北池袋駅ですが、少し余裕があったので、一旦通過して大山駅で下車します。
一番の目的地は駅前の文殊そばだったのですが、着いた時間帯はちょうど休憩時間。
( ̄□ ̄;)!!
文殊チェーン完全制覇には、待っているしかないよう。時間がくるまで、駅前の周囲を散策する事にします。
書店さんで本を探すまでは良かったのですが、マルジューさんがあったり、コロッケさんのコロッケ家さんがあったり、美味しそうなたい焼きがあったり。駅前だけでも誘惑がたくさんあり、待っているだけでも、かなりの忍耐力を要します。
それでも、何とか耐えきっていたら、お店の方が来てくれて、漸く営業再開。今日は冷しごまだれそば(穴子天)を注文します。
冷えたつゆとそばの上に、出来立ての穴子天と水菜が乗り、上からゴマだれのドレッシング風のタレが。立ち食いそばとは思えない手間の掛り具合と、複雑で豊かな味です。
これは、かなりレベルの高いお店です。待っていた甲斐がありました。
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サービスそば 冷しごまだれそば(穴子天)620円
今日は、分量が多いので、前半と後半に分けます。後半は、書き上がり次第アップします。