だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。紀伊国屋寄席(702回)

家の事をやったり、編集学校の課題をやったりしていたら、いつの間にかいい時間に。まあ、一番の原因はゲーム実況の動画を見ていた事にあるような気がしますが(笑)

 

年末位はいいかな、と自分自身に勝手に言い聞かせる事にします。

 

という訳で、日中は家から一歩も出なかったので、昼はありあわせのものに。先日、飯田橋のローソンで買った徳島ラーメンをいただきます。

自分の調理ベタも含めて、多くを期待してはいなかったのですが、醤油ペースの甘めで濃厚なスープに、口当たりのいい程よい太さの麺がかなりいい感じ。スープと野菜や豚肉との相性もかなりいいです。

徳島ラーメン

 

夕方からは、ここ数年恒例化している、紀伊国屋寄席へ。その前に、少し早めに行ってに、今年最後の本の買い物をします。

小説は読みきれてないものが溜まっているので、ビジネス書のコーナーに。今日買ったのは「メモで自分を動かす全技術」になります。「自分を動かす」というのが、これから大切になってくると思うので。

 

今年最後の本の購入が終わったら、今年最後の落語を聴きに紀伊国屋ホールへ。

今日の目玉は何といっても、さん喬師匠の「掛取り」。晦日の悲喜こもごものやり取りを、軽妙かつ鮮やかに語っていきます。噺の骨格そのものは、本当に馬鹿馬鹿しいのですけど、聴いていてほれぼれとしてしまいます。これは凄かったです。

 

さん喬師匠とは噺のテイストは違いますが、同じく素晴らしかったのが、文蔵師匠。一見するといくつかのバラバラな噺の組み合わせに見えますが、組み立てと話術の妙で、気がついたら引き込まれていました。

 

前半の吉緑さんと扇橋師匠の二人は、どちらも明るさの中に巧さが感じられる芸風。扇橋師匠を聴きにいくと、何故か「高砂や」に当たる事が多いのですが、聴くたびにアップデートされていて、次がどうなるのか楽しみな一席です。おそらく師匠の中でもこだわりのあるネタなのだと思います。

 

去年に引き続き、今年の紀伊国屋寄席のトリは小さん師匠。前の二人が素晴らしすぎて、やや割りを食らった感はありますが、ペースを崩さずきっちりと自分の仕事をしている印象。決して派手さはありませんが、ご本人の真面目なお人柄が感じられる一席です。

 

(演目)

柳家小きち 「出来心」(開口一番)

柳家吉緑     「壺算」

入船亭扇橋高砂や」

柳家さん喬 「掛取り」

     ~仲入り~

橘家文蔵      「化け物屋敷」

柳家小さん  「井戸の茶碗