家の事をやったり、編集学校の課題をやったりしていたら、いつの間にかいい時間に。まあ、一番の原因はゲーム実況の動画を見ていた事にあるような気がしますが(笑)
年末位はいいかな、と自分自身に勝手に言い聞かせる事にします。
という訳で、日中は家から一歩も出なかったので、昼はありあわせのものに。先日、飯田橋のローソンで買った徳島ラーメンをいただきます。
自分の調理ベタも含めて、多くを期待してはいなかったのですが、醤油ペースの甘めで濃厚なスープに、口当たりのいい程よい太さの麺がかなりいい感じ。スープと野菜や豚肉との相性もかなりいいです。
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徳島ラーメン
夕方からは、ここ数年恒例化している、紀伊国屋寄席へ。その前に、少し早めに行ってに、今年最後の本の買い物をします。
小説は読みきれてないものが溜まっているので、ビジネス書のコーナーに。今日買ったのは「メモで自分を動かす全技術」になります。「自分を動かす」というのが、これから大切になってくると思うので。
今年最後の本の購入が終わったら、今年最後の落語を聴きに紀伊国屋ホールへ。
今日の目玉は何といっても、さん喬師匠の「掛取り」。晦日の悲喜こもごものやり取りを、軽妙かつ鮮やかに語っていきます。噺の骨格そのものは、本当に馬鹿馬鹿しいのですけど、聴いていてほれぼれとしてしまいます。これは凄かったです。
さん喬師匠とは噺のテイストは違いますが、同じく素晴らしかったのが、文蔵師匠。一見するといくつかのバラバラな噺の組み合わせに見えますが、組み立てと話術の妙で、気がついたら引き込まれていました。
前半の吉緑さんと扇橋師匠の二人は、どちらも明るさの中に巧さが感じられる芸風。扇橋師匠を聴きにいくと、何故か「高砂や」に当たる事が多いのですが、聴くたびにアップデートされていて、次がどうなるのか楽しみな一席です。おそらく師匠の中でもこだわりのあるネタなのだと思います。
去年に引き続き、今年の紀伊国屋寄席のトリは小さん師匠。前の二人が素晴らしすぎて、やや割りを食らった感はありますが、ペースを崩さずきっちりと自分の仕事をしている印象。決して派手さはありませんが、ご本人の真面目なお人柄が感じられる一席です。
(演目)
・柳家小きち 「出来心」(開口一番)
・柳家吉緑 「壺算」
・柳家さん喬 「掛取り」
~仲入り~
・橘家文蔵 「化け物屋敷」