何とか今週をやり過ごした!来週から一人戻ってこれそうですし、決算前の最初のひと山は何とか乗り越えられたかな、とひと安心です。
けどその代償で、身体はダルいし、腰はバキバキ。コンディション的にはいっぱいいっぱいです。
午前中、洗濯を筆頭に家の事をいろいろと片付けたかったのです。けど、朝メシを食って、少し掃除をしたら、完全にガス欠状態に。
出掛けるまでは、身体を休める事に専念する事にします。
昼からは、渋谷に出掛け、最近お世話になっているインプロのワークショップへ。
先月に比べて倍以上の参加者で、かなりの盛況です。
今回は共演者からのギフトをもらって、いかに「楽」にシーンを作れるか、という切り口からのワークが多かったです。
始めての人も結構多かったので、基礎的なワークが中心でしたけど、基礎って結構大切ですし、インプロの基本のワークは好きな方なので、これはこれで楽しかったです。
人間と、喋るモノや生き物とのシーンを作る、「スモールボイス」というインプロゲームがあります。3年ぶりぐらいに、それができたのも個人的には嬉しかったですね。
普段はもう一コマワークを受講するのですが、今回は15時半で終了。井の頭線で吉祥寺まで行き、乗り替えて三鷹に移動します。
夕方から花緑師匠の独演会。来週、月曜日の紀伊国屋寄席も師匠がトリなので、ほぼ連チャンです。
久しぶりに師匠の噺が聴きたいという事以外、何も考えていませんでした。
まあ、いいか~♪
花ごめさんは、北とぴあの1000円寄席に続き、二週連続で噺を聴くことに。今まで縁がなかったので、不思議な感じがします。
全てを真に受けてしまう母親に、「実の娘ではない」と言ってしまったがために、家族全員が大変な目に巻き込まれてしまう新作落語。
古典、新作に関わらず、噺を自分流に引き寄せる所に、光るセンスを感じます。
お目当ての花緑師匠。前半は師匠の落語会ではお馴染みのネタを2席。「二階ぞめき」は何度も聴いてるんだけどなあ~。やっぱり面白い!
オタクが高じてしまい、ディズニーランドマニアが自宅をディズニーランドそっくりに改装してしまう。
基本はそういうスタンスで噺が進んでいくので、今の時代の私たちにも、比較的イメージしやすく腑に落ちやすくなっているのが、ありがたいです。
仲入り後は、おじいちゃん(先代小さん)の権力を使って、志ん朝師匠に教わったという贅沢なエピソードから、師匠に教わった「愛宕山」へ。
前半は志ん朝師匠から教わった噺をベースに手堅く演じていたのですが、途中から花緑師匠の世界観が全開の、かなり自由でドタバタな展開に。
疲れているのも忘れて、最後まで笑わせてもらいました。
(演目)
・柳家花ごめ 「不案な母」
・柳家花緑 「寿限無」
「二階ぞめき」
~仲入り~
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演目表。花緑師匠の手書きだそうです。こういう小さい所にもサービス精神を忘れないのが、師匠の素晴らしい所です。