だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。第690回紀伊国屋寄席(12月)。

疲れた~(ため息)

 

起きたのはいいのですが、ダルくて身体が動いてくれません。正しく言えば、「動かす気がしない」なのですが(笑)

 

ここ数年30日は、赤ペン瀧川さんの一年を振り返るイベントに行っていたのですが、発券元が変わり、支払いがクレジット対応になってしまったために泣く泣く断念。そう、私はクレジットを持っていません!

なので、キャッシュレスという日本語が嫌いです。

 

( ω-、)

 

作ったら、どれだけ無駄遣いするか怖すぎるので、今のところはこれでいいかなあ、とも思っていますし。残念な部分もありますが、休養しつつ家の事も少しできたので、これはこれでいいのかな、という気もします。

 

そして、赤ペン瀧川さんのイベントともう一つ行っているのが、年末の紀伊国屋寄席。こちらは大きな支障もなくチケットが確保できたので、例年通りお邪魔させて頂きます。

予定通りなのですが、気持ち早めについたので、紀伊国屋さんを回る事に。それで、おそらく今年最後の本を購入。小川哲さんの「地図と拳」。

以前から読んでみたかった作家さんでもありますし、満州国というテーマも個人的にはツボ。直木賞候補にもなっていますし、先日のB&Bさんの配信でも、瀧井朝世さんが絶賛していました。分厚いですけど、これは読むしかないですね。

 

本を買ったら、紀伊国屋ホールへ。本日のメインイベントの落語会です。

 

喬之助師匠はカラッとした明るい芸風。派手さはないのですが、しっかりと押さえる所は押さえていますし、聴いていて楽しくなります。

小さん師匠は人が良くて嘘がつけないから、意地の張り合いになってしまう、落語らしい一席。段々と目的からズレていくさじ加減が絶妙です。

 

トリは、さん喬師匠の「芝浜」。この一席を聴くだけでもチケットを買った価値があります。完売にならなかったのが不思議です。

軽めな入りで観客をリラックスさせながら、少しずつ作品が核心へと入っていきます。特に、緩急のリズムが素晴らしい。

 

たどたどしくて、所々しどろもどろ。けど、旦那をお縄にしたくない一心で、お金を拾ったのは夢だと必死に説き伏せる。そんな奥さんの不器用な一途さに、クライマックスと同じ位ホロッときてしまいました。

 

(演目)

・柳亭左ん坊    「出来心」(前半のみ。開口一番)

柳家さん光    「疝気の虫」

柳家喬之助    「錦の袈裟」

柳家小さん    「意地くらべ」

      ~仲入り~

江戸家小猫         物まね

柳家さん喬     「芝浜」