だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

立ち食いそば24 小川町「十割蕎麦 韃靼 穂のか」

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韃靼そば 冷し 並(300g) 500円

一度、GW中にお伺いして休業日だったお店。仕事帰りに再チャレンジです。GWの時には、小川町駅から歩いたのですが、今回は神田駅から行きます。通りさえ間違えなければ、あとは西に道なりに10分程度歩いていけば、目的のお店に到着です。神田駅からの方が、時間が掛かりますが、分かりやすいので、確実かもしれません。

お店に入ってまず、ちょっと驚くのが、メニュー。韃靼そば、田舎そば等、全部で四種類もあります。僕が行った時には、他が品切で韃靼そばしかなかったのですが、それ目当てで訪問したので、全く問題なし。それにしても、そばから選ぶお店というのも珍しいです。

そのあと、量とそばや汁の冷・温、トッピングの順番で注文。何がなんでもそばそのものを食べてもらおう、という強靭ともいえるお店サイドの意思が感じ取れます。そこまでいうのなら、受けて立とうじゃないですか!トッピングなしの、麺、冷、つゆ、冷、で勝負です。


10分弱位すると、そばが到着。早速頂きます。うん、そばそのものの味がしっかりと濃くて、美味いです。ぶっちゃけ僕の貧乏舌では、普通のそばと、韃靼そばの区別は全くつきませんが(笑)、それでも喉ごしの良さといい、そばの風味が口の中で広がっていく事といい、そばそのものに力がある事は分かります。

そして、そのそばと見事な位ぴったしにあった、辛みの強い、江戸前のつゆ。ちょっと北に行けば、老舗の蕎麦屋が何軒もある場所で、あえてそば本体で勝負しようというだけの事はあります。

贅沢をいえば、ここまで中身にこだわっているのなら、そばだけでなく、外観やお品書きやサービスまで、とことん江戸前を感じることが出来ると、もっと楽しいのになあ、と感じた事。 どうせやるのなら、とことん老舗の向こうを貼って欲しいですね。