自宅で晩御飯を食べた後、一時間ほど寝落ちしてしまう。落ちてしまった場所が最悪で、食べ終わった酢豚の皿の上で、我ながら良くもまあ、こんな場所で一時間も寝れたものだと感心してしまう。しかし、感心ばかりしてもいられない。酢豚の「酢」にあたる部分を、モロに頭に被ってしまい、文字通り、おのれが「酢豚に」なってしまう。深夜、近所迷惑にならないレベルで、頑張って髪の毛を洗ってはみたのですが、黒酢と紹興酒の臭いがなかなか取れません。
それでも、まあ、本を読みながらご飯を食べていなくて、本当に良かったと思います。腰痛以外は、比較的元気だと思っていたのですが、どうやら、自分の認識以上に、身体の内側から疲れているようです。確かに、昨日の日中は胃腸の調子があまり良くなかったですし、気をつけんといかんです。
昨日の読書会が終わって、取り急ぎで読む本はあまりないので、少しでも積ん読を崩す事にする。とりあえず、「ローマ人の物語」の続きと、新書大賞を取った「独ソ戦」に手をつけてみる。両方とも戦史ものですか。大学時代、歴史を専攻していた時に、それなりに読んだので、少し懐かしい。「独ソ戦」は入門書とはいえ、かなりガチの戦史本だなというのが第一印象。「応仁の乱」などのお陰かもしれませんが、岩波新書というお堅いレーベルという事もあり、良くこの本が売れたなあと素直に感心してしまいます。
かなり早い段階でドイツ軍が、作戦遂行に支障が出るレベルの損害を受けていたなど、旧東側の国を中心にら新しい資料が出てきて、僕の学生時代読んだ本とは随分と違った印象。この印象が読み進めていって、変化するのか、しないのか?楽しみではあります。

- 作者:大木 毅
- 発売日: 2019/07/20
- メディア: 新書

ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)
- 作者:七生, 塩野
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: 文庫

- 作者:呉座 勇一
- 発売日: 2016/10/25
- メディア: 新書