焼きそばを食べた後、次の予定まで少し時間があったので、泉岳寺や浅草方面に行こうかとほんの一瞬だけ思いましたが、外に出た瞬間に心がボッキリと折れ、とりあえずは次の目的地に近づくべく新橋に向かいます。それにしても、朝から電車に乗って驚くのがお盆にも関わらずの車内の人の多さ。帰省しない人達が全員ステイホームする訳では当然なく、むしろお盆に出掛ける位なので、普通の人達よりもエネルギーのある人達で、行き場のないエネルギーは近場の行楽地に集まってしまう。これはある程度は致し方ないんだろなと思います。
新橋に着くと、少しお腹に余裕があるので、食べ物屋を探すべく、ニュー新橋ビルを散策。圧倒的なサラリーマン感。ここはもはや都内でも少なくてなってしまった、働くおじさん達のサンクチュアリーです。帰省できない影響がここにもあるのか、思った以上に出勤されているサラリーマンが多く、お盆にも関わらず、結構混雑しています。その他にも人の事は言えませんが、休みで行き場をなくしたおじさま方も、所々にちらほらと見受けられます。
本当は、丹波屋に行きたくて探していたのですが、なかなか見つからず、けど前々から行きたかったのでカレーのcamp(新橋に店があるのは知りませんでした。それにしても新橋は飲食チェーン店のお店が何でもありますね)を見つけたので、今日はこちらで。野菜もたくさん食べたかったですし。
始めて食べたのですが、野菜の一つ一つの個性がきちんと出ていて、それがきちんとカレーに合っていて、カレーってこんなにも沢山の野菜と合うのだなという事に驚きを感じます。仮にご飯がなくてと、これだけでも充分に主食として成立する力が、このカレーにはありますね。う~ん、満足、満足♪
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オリジナルルー(中辛)×100%野菜 1040円+チーズ 150円
その後銀座に行き、伊東屋さんを覗いた後に、次の目的地のポーラミュージアム・アネックスで、松尾高広さんの個展を見る。フリーペーパーで作品展の案内を読んでいたら、その綺麗さに行きたくなってしまいました。
光を使った大きめのインスタレーションで、見ているといろいろと想像力を掻き立てられ、まるで舞台を観ているような気分になります。作品の中の一つにLEDを使って雨が降ったり止んだりするものがあったのですが、近くで見ていても本当に水を使っているようなリアルさで、アートとテクノロジーの一つの関わり方を目の当たりにする事ができて、とても楽しかったです。贅沢をいえば、もう数点作品があると嬉しかったのですが、そこまでいったら贅沢というものでしょうか。
http://www.lucent-design.co.jp
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作者の方のホームページです。雰囲気はよりわかるかも。