寒い!外を見ると雨が降っている。もう12月なので当然と言えば当然なのですが、もう冬ですか。秋ってどこに行ってしまったのだろう?今年の秋は、自分には小さすぎて見つけられませんでした。そうだ!そんな事をしてる場合ではないです。今日は慌ただしいので、予定通りに動かないと、全体のスケジュールに影響がでてしまいます。
九段下駅で降りて地上に出ると、小雨とはいえ雨が降り出してきています。そのせいなのかもしれませんが、北の丸公園はほとんど無人の状態。三密って一体何なのだろうかと疑問に感じてしまいます。
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朝の北の丸公園。パトカーが巡回してきた時には、ちょっとだけひびりました。
そんなこんなで、地上に出てから7~8分程度歩くと、最初の目的地の科学技術館に。入口に入ると、ワークショップに参加する親子づれの受付でかなり密な状態に。どこでチケットを買っていいか分からず、少し途方に暮れていると、奥の方から声が。三密って一体、という疑問がますます強くなります。体温を計測するサーモグラフィーが、ほとんど見たことのない新しいモノなのは、「科学技術館」という場所に対する矜恃でしょうか。それとも気のせいでしょうか?
建物の2階~5階までが展示場所で、各階4~5つ位のフロアに分かれていて、それぞれフロアごとにテーマ別に展示がされています。入り口は運悪く密でしたが、中に入ると入念にコロナ対策がされているので、安心して回ることができます。
来てみて初めて分かったのですが、ここで展示されているテーマは高校以上で勉強するかなり高度なモノが多いです。正直、びっくりしました。
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ドライヒングシミュレーション
車の運転を体験するドライビングシミュレーションの装置でも、原理はオートマ車とほとんど一緒。たとえ分からなくても、上手くいかなくても、まずは体験してもらう事を優先する。そんな科学館のポリシーを強く感じました。それだけに、コロナの影響でコーナーによっては体験できなかったり、実験やワークショップのほとんどができなくなる。そういう現状にはここに所属する方たちからしたら、相当忸怩たるものがあるのだろうと思います。
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自転車の歴史。まだタイヤがない。
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薬に関するクイズ型式のチャレンジラリー。けっこう本気でやりましたが、上級は取れませんでした。
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某筋肉番組に登場するフィールドアスレチック風のアトラクション。違うのは、動くのがボールであることと、コースアウトする心配のないことです。
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巨大シャボン玉製造器。
今回は、時間の関係で一通りざっと回ったのですが、それでも一時間半は軽くオーバーしました。じっくり回っていたら、おそらく1日掛りでも回れない、圧倒的なテキスト量。子供だったらとても刺激的だと思いますが、文系のおじさんにはかなりしんどかったです。それでも、よくわからないなりに科学って面白いなあって思いましたし、もっと勉強したくなりました。
見終わったあとは、東西線で高田馬場で下車。JRに乗り換えようと思っていたら、駅前に寿司屋なのにそば屋ののれんが掛かっている不思議なお店を発見。次の予定まで少し時間があるので寄ってみます。
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天ぷらそば 420円。
暖簾をくぐると「昼はそばかうどんですよ」と言われたのたで、天ぷらそばを注文。ゆで麺ということもあり、注文してから1分も経たずに到着。はっ、早い!
お昼はお寿司屋さんを間借りして営業しているという事情もあり、てんぷら等は全て作りおきです。ゆで麺ということもありますし、普通なら「早いが味はそこそこ」になるケースがほとんど。特に早朝も営業している立ち食いそば屋さんの場合は、「早い」だけでも充分な武器になります。ジャンク感も結構ありますし。
けど不思議なんですけど、これが結構美味しいんですよねえ。場の雰囲気かなあ、自分の貧乏舌のせいかなあ。確かにそれもあるのでしょうが、どうもそれだけではないようです。上手くは言えないのですが、たまに老舗の中華屋さんで、ラーメンではなく、中華そばが妙に旨い店がある。何かそれに近いものを、この店からは感じるんですよね。つゆも妙に美味しいですし。とにかく不思議なお店ですし、寿司屋さんの貼紙を見ていたら、値段もメニューも妙にそそられます。今度は、夜も行ってみましょうかね。
いろいろとあったので、今日は、前半と後半を分けます。