仕事が落ち着いているいまのうちに、いろいろと整理できていないものを整理する。日常に流されて消化しきれないうちに、一日が終わっていくように感じます。物もコトも、必要なものだけ残して捨てるのが、本当に苦手だよなあ自分って思います。
仕事が終わったあと、南浦和から武蔵野線を使って中央沿線方面へ。途中素通りして、一度府中本町まで行ってしまう初歩的ミスはあったものの、何とか西国分寺に到着。
立ち食いそば屋さんで食事にしようと思ったら、一番食べたかった舞茸そばが品切れ。値段も一緒だったのでしぶそばさんと食べ比べをしたかったのですが、残念です。時短営業している店が多いので、一部の商品が早く品切れになってしまうのは致し方ありません。三鷹と同様に武蔵野うどんがあったので、こちらを注文する事にします。
↑
むさしのもりうどん 530円+ミニとろろ丼 240円
食べ終わったらすぐに三鷹に移動すると、ギリギリ19時前。三鷹市美術ギャラリーで20時までやっている、諸星大二郎さんの原画展に。いつでも行けると余裕でいたら、とうとう会期が10日まで。週末に舞台美術のワークショップがあるので、今日何とかたどりつけてとてもうれしいです。そんな風に偉そうに書いていますが、実は諸星さんの作品は「妖怪ハンター」のシリーズを単独で読んだだけ。西遊記とかもとても気になってはいたので、諸星さんについての勉強も兼ねての見学です。第一印象はとにかくインパクトが凄い(笑)
原画と一緒に諸星さんの絵の参考になった絵画(ほとんどは複製ですが)が飾られていたのですが、それらの絵と比較しても見たら忘れないという点では完全に上回っています。更にインパクトだけでなく、作品の中にとてつもない知性を感じます。諸星さんの作品は民俗学や宗教学、歴史学などの成果からインスパイアされたものがたくさんありますが、ただ参考にしただけでなく、それが独自の作品としてきちんと消化されているのが凄いです。いやあ、いい刺激をとてもたくさんもらえました。明日も仕事頑張るぜ!
帰り仙川駅でゲームセンターの前を歩いていたら、ふと久しぶりにUFOキャッチャーがやりたくなり、中に入ると3回目で生涯最多といっても過言ではないうまい棒をゲット。これも諸星さんの御利益でしょうか?
↑
うれしいですけど、どうしようかと困ってもおります。