だいたい読書日記

本の問屋(取次)に勤めています。仕事柄、本を読むのが好きなので、ここで独り言を書いております。趣味でインプロという台本のない即興劇をやっており、ステージ経験もそれなりにありますが、コロナの影響で今はお休み中。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、野球など、好きな事を好きなように書いています。

日記。とうとうJリーグサポーターになる。しぶや落語6月14日創作らくごネタおろし「しゃべっちゃいなよ」。

朝、仕事を始める前に、朝メシを食べながら、昨晩届いたFC東京のサポーターの案内を見る。ちよっとワクワクすんな~♪

プロ野球のファンクラブと比べると、入会のハードルが低く、会場に足を運んでもらうという事を最優先にしているなという印象です。

地域密着を第一に考えるJリーグと、チームが大都市に集中していて12球団しかないNPBとのビジネスモデルの差。それが、ファンクラブの運営にも大きな影響を及ぼしているように感じます。

とは言っても、プロ野球のファンクラブに入会したことはある訳ではありませんので、あくまで参考文献によると、ですが。


参考文献。スポーツライターとして活躍する長谷川さんの原点ともいえる作品。


今日明日と少し慌ただしくなるけど、まあ何とかなるかなあと思っていたら、早めに出てきていろいろとやってくれている、おじさんがどうも出社していないらしい。

何か連絡がないか事務所にいる人間に確認したら、どうやら腰痛で動けなくなってしまったらしい。う~ん、困った!出来ることなら、今日は早めに退社したかったのですが……。

まあ、そうなるようにやるしかないわなあ~。


おじさん不在の穴埋めはそれなりに大変でしたが、商品が早めに入荷してくれたおかげで、午前中に早めに上がれそうなメドが何とか立つ。


先日ライフで買った、ヴィーガンヌードルの醤油味を昼に食べてみる事に。かなり味もしっかりしていますが、その割りにすっきりと優しい味でかなり食べやすい。

ヴィーガンという事で少しだけ身構えていたのですが、自分がイメージしていたよりもかなり美味しいです。他の味も食べてみたくなりました。



ヴィーガンヌードル醤油味。


会社を早めに出れたので、東京メトロを乗り継いで渋谷に行き、しぶや落語の会場のユーロライブを目指します。

いつも駅から道玄坂をえっちらおっちら登っていたのですが、マークシティから行くと、かなり楽にかつ短時間で行ける事に気づく。余裕があるって素晴らしい!

おかげで、食事をするほどではないのですが、少しだけ余裕ができたので、雨避けを兼ねてBunkamuraをブラブラする。

毎年かわる「ひとりの選考委員」によって受賞作が決まる、「ドゥマゴ文学賞」の主催はここでしたね。結構いい作品が受賞しているのに、賞の存在そのものを、すっかり忘れとりました。

読書会の時に、一度芥川賞直木賞以外の賞は、という話題になった事がありますが、ここのとこ、ホントに文学賞が増えましたからねえ~。

本屋大賞やキノベスとかは押さえていますけど、そこから先なあ~。需要は落ちているのに、供給したい側はたくさんいる。

なかなか効率化が進まない出版業界の病巣の根っこを見ているようで、少しだけ苦々しい気持ちになってしまいます。それでもないよりは、あった方が、はるかにいい事ではあります。



今年の選考委員は江國香織さんだそうです。


夜は渋谷らくご喬太郎師匠が出演されるので、気合いを入れてチケットを取ったら、いつになく若い整理番号です。

以前、伯山師匠の出演された回は、最後から数えて早かったので、席は選り好みできない代わりに、時間内に行けばいいやと気楽さがありました。

ただ、なまじ番号が良すぎると、何がなんでも開場前に行こうというプレッシャーが強くなり、集合時間もやや早めになります。なので、時間のやりくりに少し苦労してしまいます。

ただの早い者勝ちのように見えて、以外と良くできた仕組みです。


今日は、トリの喬太郎師匠を除いては、全員新作ネタおろしの会。喬太郎師匠目当てで何も考えずにお邪魔したのです。ですが、よくよく考えてみたら、ネタが被ったりスベりが連鎖するリスクが、通常とは比較にならない位高い。知らず知らずに、随分と怖い落語会にきてしまったようです。


花ごめさんは、古典落語の定番「動物の恩返し」ものを、逆手に取った創作落語

アイディアまでは思いつく噺家さんはいるとは思います。ただ、それをリアルに聴かせるために、きちんとロジックの積み重ねていくのは、なかなか出来ない事です。第一、普通に噺を作るよりかなりめんどくさいですし(笑)


伸べえさんは、広末の写真集だけを買えず、一緒に数学の参考書を買ってしまう青年の姿を描いた噺。ひとつひとつのやり取りが、いちいち予想の斜め上をいくのが何とも面白いです。おそらく、日常レベルからこんな感じなんだろうなあ。

なので、この人落語家にならなかったらどうなってしたんだろうかと、本気で心配になってきます。その個性をきちんと活かしている伸べえさんも凄いですけど、それを矯正しなかった師匠も凄かったと思います。この人の古典落語も聴いてみたいですね。


一刀さんは職員室のスケッチから入っていき、思わぬ展開になる噺。先生の上下関係とか、ちょっとしたやり取りがとても面白い。日頃からしっかりと人を見ている部分が、創作らくごに上手く取り込まれています。

前半が面白かったので、後半どうなるかと思っていたら、良くも悪くも全くの予想外の展開に。前半と後半が一緒の噺である必然性はあるのだろうかと疑問に感じましたが、面白かったので、まあ、これはこれでありかなと思います。作っているうちに、どっちもやりたくなっちゃったんだろうなあ~。


昇々師匠は、地方で暮らすことになったが、町内会に入ることをかたくなに拒んだ家族の悲喜劇を描いた噺。

しっかりと聴かせてくれる所と、とんでもないものをぶっこんでくる所とのギャップが何とも面白いです。以前、師匠の噺を聴いた時には、時々頭が「??」となってしまう事がありましたが、真打になって、随分と安心して聴けるようになったなと思います。

真夜中に、何故か大量のマトリョーシカを捨てにいくくだりは、大いに笑わせてもらいました。


トリの喬太郎師匠は、学校寄席に出演していた反動もあり、師匠の作品の中でも超のつく馬鹿馬鹿しい噺をチョイス。

忠臣蔵を題材にして、これだけくだらなくて面白い噺が出来るのは師匠ぐらいなのではないでしょうか?古典落語原理主義者には怒られそうな噺です。

紀伊国屋寄席のトリで聴いた時は「錦木検校」で、今日はこれですか~。いい意味で、同じ噺家の演目とはとても思えん(笑)

けど、自分的にはこれだけで充分にチケット代の元は取れた気分です。


冒頭の、会のプロデューサーの彦いち師匠とサンキュータツオさんのトークを聴いていた時には、さてどうなるのかと少し不安でした。ただ終わってみたらどの演目も外れなしで、 2時間とは思えない密度の濃い会でした。

(演目)
柳家花ごめ 「人の恩返し」
・桂伸べえ 「広末写真集」
・春風一刀 「聖職者」
・春風亭昇々 「真夜中商店街」
柳家喬太郎 「カマ手本忠臣蔵