雨が降ったり止んだりのあいにくの天気。最近、週末に天気が崩れる事が多いのが、困った所です。まあ、昨日の夕方も集中豪雨があったようですし、必ずしも週末だけ、という訳でもないようですけど。
そんな中、昼から王子の北とぴあに出掛けて、1000円寄席に。キャンセルしてゲームマーケットへとも考えましたが、そちらは明日にする事に。
前回チケットを買ったのに行けなかったので、連続キャンセルは避けたいところでもあります。
客席も増えたり、制限退場がなくなったり、日常に近づくのは嬉しいのですが、とにかく開演前の箍が緩んだじいさま、ばあさまの話し声がとにかく喧しい。
声が大きい所までは致し方ないのかなと思うのですが、年寄り、特にじいさまの話しはどうしてこんなにもつまらないのだろうかと思います。
まあ、今さらの事ですし、より楽しく落語を聴くための準備だと考えれば、そんなに悪くない事ですか(笑)
やなぎさんは、さん喬師匠のお弟子さんとは思えない豪快な芸風だなと思っていたのですが、兄弟子に㐂三郎師匠がいたのをすっかり忘れてました(笑)
そんなやや豪快なおじいさんが、おばあさんに頭が上がらずに甘えきっている姿は、通常の噺よりも、よりユーモラス。
それが効果的なのは、豪快一辺倒ではなく、二人のやり取りや関係がしっかり描けているからだと思います。この辺りは、さん喬師匠門下のお弟子さんです(笑)
こちらから積極的に会いにいかないとなかなかお会いできない圓楽一門、の好二郎さん。初めましてです。
第一印象はキャリアの割りには引き出しが多く達者な噺家さんだな、というもの。圓楽一門の若手は他の協会の方よりも芸が甘いという印象があるのですが、今日はいい意味で裏切ってくれました。
稽古熱心なのか、落語好きなのか、その両方なのかは分かりません。ただ兼好師匠の若手時代の名前を貰っているのは、期待の表れ。大きく育って欲しいなと思います。
トリの花ごめさんは、去年の春以来のほくとぴあ亭の登場。去年は二番手でしたが、今回はトリです。
個人的には新作や古典でもオリジナルの要素を入れて演じる噺家さん、というイメージがありましたが、今回の「佐々木政談」はどちらかといえばオーソドックスに分かり易く演じている印象です。
高くてハッキリとした声質なので、子供の出る噺はハマるなあと思っていたら、「落語界の高山みなみさん」と呼ばれているよう。言われてみれば、確かに、コナン君の声です(笑)
(演目)
・神田紅希 「幼き日の家光と信綱」
(開口一番)
・春風亭昇咲「粗忽長屋」
・柳家やなぎ「親子酒」
~仲入り~
・三遊亭好二郎「転宅」
・柳家花ごめ 「佐々木政談」
終演後外に出ると、小雨ながら雨もまだ降っています。
どうしようかかなり悩んだのですが、北千住経由で、新松戸、南流山方面へ。先日、途中までやった、武蔵野線50周年の謎解きにケリをつけます。
ちょっと悩んだ所もありましたが、ほとんど濡れる事もなく無事にゴールにたどり着きました。ちょっと難しかった謎はありますが、全体的には難易度は抑え目です。
その分、普段はなかなか歩くことのない街を散策する事が出来たり、電車についての蘊蓄を知ることができ、個人的にはこれはこれで楽しかったです。
お菓子については、食べた時に、別途で感想を書かせていただきます。
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冊子と、全ての謎を解き、指定されたNewDaysで買い物をすると貰える特製マグネット。買い物は、千葉名物オランダ家のカプチーノミルフィーユサンド(左/5個 702円)を購入。
#落語 #謎解き #街めぐり