だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。本日のちょい足しカップヌードル。ひつじの古本祭り@梶原いろは亭。

昨日の夕方の段階で今日はかなり慌ただしくなる事は覚悟していたのですが……。思った以上でした。休憩を取っている余裕がない状況というのは久しぶりです。

 

朝もチーズカレー味にカニかまを混ぜて、急いで食事をする事に。合体シリーズのカップヌードル&シーフードヌードルから着想を得ています。ちなみに、シーフードヌードルとの組み合わせはすでに美味しいという事を検証済み。

 

それならば、フツーはカップヌードル(醤油味)と組み合わせるはずなのに、なぜかチーズカレー味を選んでしまう、私。

余裕がなくて、一番目の前にある商品のボタンを押してしまったのね~♪適当に選んでしまった割りには、悪くはないです。

悪くはないのですが、からしがちょっとカレーの邪魔をしていますね。まあ、やる前から薄々分かってはいましたが…。

 

適当な事をやると、そのツケは己に降りかかってくる、いい一例です。

 

チーズカレー×カニかま 辛しマヨ

 

決算前なので、さすがに在庫の納品はほとんどありませんし、業者さんの納品も全体的に早めで、大変にありがたい!

そんないい条件もあったのですが、作業量の多さに流されてしまい、目先の対応が多くなってしまったのが、本日の反省点です。

どんなに仕事量が増えても、絶対に自分の縄張りとやり方とペースを崩さない、そんな数人の同僚にイラっとしてしまい、その分視野が狭くなってしまったのかもしれません。

仮にやってもらったとしても、そこまでの戦力にはならない事は分かっているのに……。彼らに構っている場合ではなかったっす。

全体をきちんと俯瞰していればもっとスムーズくできた所もあったので、勿体なかったです。反省です。

 

17時を過ぎたあともダラダラと仕事をしていたのですが、このままだと帰り所を失いそうなので、キリのいい所で無理矢理帰ることに。幸い、明日はそこまでの仕事量ではないので、多少は先送りしても支障がないでしょう。

イベントの予約もしてしまいましたし(これについては、かなり反省していますが……)

 

上中里駅で下車し、歩いて梶原いろは亭へ。通過する割りに、滅多に降りることのない上中里駅ですが、下町の古びた感じが濃厚に残っていて、結構濃ゆいです。

たまたま私が歩いたルートがそうだっただけかもしれませんが、東北本線の踏み切りも都内のフツーのJRの踏み切りかなり違った趣き。どう違うのかが大変に説明しずらいのですが。今度は明るいうちに散策してみたいです。

 

今回始めて梶原いろは亭さんにお邪魔したのですが、比較的新しい寄席のようで、座席もトイレもかなりキレイです。所々に手作り感があるのが、新しい場所にも関わらずいい味になっています。

今回は上中里駅から行ったのですが、踏み切りさえ開いてくれれば、10分掛からずに行けますし、なかなかのアクセスの良さ。都電の梶原駅からですと、もう少し短時間で行けるようです。

 

今回の会は、二部構成になっていて、前半はそれぞれ一席ずつ演じ、後半は本好きの昇羊さんが、二人に「これは!」という本をプレゼンするコーナーになっています。

 

この会の唯一無二の凄い所は、噺家さんの会にも関わらず、しかもみなさん一席ずつ高座に上がっているにも関わらず、あくまでも本の紹介がメインである事(笑)

昇羊さんと昇一さんは二つ目で、花いちさんは真打ち。上下関係の厳しい落語界にも関わらず、後半は本の紹介役の昇羊さんのステータスがグッと上がります。

とは言っても昇羊さんが決して偉そうにしている訳ではなく、花いち師匠がびっくりする位謙虚に聞き役を務めているからなのですが……。

 

私、家に帰るまで、花いち師匠の真打披露興業に行ったの、完全に忘れてましたもん。(師匠、ホントにすみません)

 

m(_ _)m

 

今回、紹介した本は太宰治の「美少女」。最近、読書会で太宰の本を何冊か読んだ自分ですが、このようなタイトルの短編がある事を知りませんでした。

冒頭の語りを聞いていても、この人かなりガチの読書家です。そのせいか、聞き役の二人も最初はキョトンとしています。

 

この会がとにかく面白いのは、そんな二人に心から作品を読んでもらおうと、昇羊さんがさんが、凄い密度と熱量で語っていく所と、テンション低めの二人が何とかついていこうと、面白ポイントを探そうとしている所の、やり取りの温度差。

所々、二人だけでなく、客席の大分部を置き去りにする、昇羊さん。なのですが、最後の方には「そこまで言うのだったら、時間のある時に読んでみようかなあ~」と気持ちになってしまいます。

 

もっと沢山の人に見てもらいたいなあ、と思いつつも、中途半端に聞き手に歩み寄ると、面白くなくなるだろうなあ、とも思う不思議な会。

ではありますが、まあ、とにかく楽しかったですし、こういう本の読み方もあるんだなあという、いい勉強にもなりました。スケジュールが合えばまたお邪魔したいですね。

 

(演目)

・春風亭昇一「真田小僧

柳家花いち「長短」

・春風亭昇羊「ガマの油

       ~仲入り~

・ひつじの古本祭り

     ~太宰治「美少女」~

 

梶原いろは亭。

 

上中里駅で謎解きのポスターを見かけたので、帰りは田端駅まで出て、NewDaysでキットを購入する事に。お店に行ったら、入り口付近に文字通り山のように積まれていました。さすが、イベントの時には頼りになります、田端駅!

 

一つだけ贅沢をいうと、事故や遅延の時にもこれくらいの熱意を持って対応してもらえると、言うことなしなんですけどねえ~。何故か、急に慎ましやかになってしまうんですよね(笑)

田端駅のNewDaysで購入した謎解きキット。