いつもの時間に、いつもの電車に乗って、いつもの駅で降りて、と思ったら、一駅手前でねえですか。その事に改札を通過し、外に出て、漸く気づきます。
我ながら、アホだな~(笑)自己嫌悪に陥りそうです。
戻って、電車に乗り直せばいいのに、目的の駅まで歩いたり、バスに乗ったりしようとし、傷口を余計に広げてしまいます。
早く出社して、早く帰る。そんな目論みが、出勤する前に早くも崩壊します。それでも遅刻することなくタイムカードが押せた事が、数少ない救いでしょうか。
そんな訳で、いらん所でタイムロスしてしまったため、食事は手短に。ファミリーマートのPBの味噌味のカップラーメンで済ませます。味噌はけっこうこってりしていますが、ベースのスープや麺にくどさがないので、結構食べやすいです。
どこと共同開発しているのか見てみたら、どうやらコープ同様日清さんのよう。それでも製作時のコンセプトと変わると、かなり味に違いが出るのが面白い所です。
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札幌濃厚味噌(ファミマル)
昼はドラッグストアで格安で売っていた時に、まとめ買いしておいた、カップヌードルの北海道ミルクシーフー道。麺を食べた後に、チーズと鮭おにぎりを足してリゾット風にしてみます。予想通りの安心の美味しさです。
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北海道ミルクシーフー道×鮭おにぎり
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リゾット風に。
朝方出遅れましたが、大変にいいタイミングでヘルプが入ってきてくれたお陰で、午前中には上手く立て直しに成功し、あとは順調に仕事が進んでいき、業務は大きな積み残しもなく、気持ちよく土日休めそうです。今日に関しては、職場の同僚にただただ感謝です。
帰りは、途中王子の駅前に寄って、トキハソースを買った後、京浜東北線で上野へ。やたら渋沢翁の写真が飾られているなと思っていたら、どうやらクイズラリーをやっているようです。
大河ドラマが終わった後も、地域振興の目玉の一つとしてしっかり活躍しているようです。都電のクイズラリーも一段落ついたので、ちょっとそそられます。
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地元のメーカーが作っているトキハソース。通常の市販のものより新鮮でフルーティーです。
上野で下車して後は、東京国立博物館へ。今年で博物館が150周年という事で、博物館の歴史を振り返った特別展をやっています。150周年は鉄道だけじゃなかったんですね。
目玉は会期中に所蔵の国宝が全て展示される事。そういう事もあって、かなりの人出です。コロナ下で入場制限を設けていなかったら、入場するまでに結構待たされたと思います。最初はチケット取れませんでしたし。
東博にはそれなりに来たことがありますので、この中の何割かは見たことがあるのですが、それでもここまで一堂に会すると圧巻のひと言。常設展示がどうなっているのか心配になってくる充実ぶりです。
混雑対策の苦肉の策なのでしょうが、大変に嬉しかったのは、展示物によっては横や後ろからも見れた事。
特に「舟橋蒔絵硯箱」がいろいろな角度から見れたのは、本当にありがたい限りです。こういう所は、自分で足を運ばないと実現できない事です。
展示物については文句なしだったのですが、唯一残念だったのがイヤホンガイドがある場所で、人の流れが完全に止まってしまうこと。
ただでさえ見るポイントの多い「洛中洛外図屏風」等の作品の前では大変な混雑になり、動線が崩れてしまう大きな原因に。調べる気さえあれば、後日いくらでも調べられる作品ばかり。今回に限っては、少なくても日本語のイヤホンガイドはなくてもいいのでは、という気がします。
それでも、最初に全体をざっと見て、途中早めに図録を買っておく。そして閉館時間が近づいたら入り口付近まで戻り、混んでいた場所やもう一度見たい場所を見る。その作品が当たり、一通りざっとは目を通す事ができましたし、楽しめました。
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見返り美人。ただし複製品です。この複製品、以前乃木坂46の展示を見に行ったときにお会いした記憶が……。
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映像コーナー付近にあった、野口聡一さんが宇宙に持っていった埴輪のフィギィアだそうです。