今日は昼から国立演芸場の定席に行く予定。さて誰が出演だっけと確認していたら、一番の目当ての竹丸師匠とその次に目当ての小助六師匠が二人とも休演だという事が分かり、行く前から心が折られることに。
寒いし、家でヌクヌク、ダラダラと過ごすのも悪くないなあ、という誘惑に負けそうになりながら、気力をふりしぼり出掛ける事に。今の私には、2000円をドブに捨てる勇気も余裕もありません(笑)
笑点の新メンバー候補にも挙げられていた昇也師匠は、軽妙さの中にも、所々で師匠の頭の良さが感じられる一席。分かりやすいのですけど、答えには決して辿り着く事はない。そのさじ加減が絶妙です。
圓丸師匠は、いい意味で肩の力の抜けた一席。全体的にメリハリをあまりつけずにユルユルと進めていくのですけど、ちょっとしたセリフやしぐさがキチンとしているので、心地よく聴けてしまうのが凄いです。
小助六師匠の代わりに登場したのが、和光師匠。代演という事もあり、あえて軽めに演じていた印象。ノリの良さの中に適度な毒が入った、上方落語らしい一席です。一人代わるだけで、番組の印象がかなり変化したのではないでょうか。
そんな和光師匠とは対称的に、代演でも存在感抜群だったのが、トリの笑遊師匠。ご本人には申し訳ないのですが、決して上手い、という訳ではありません。
ただ、師匠にしか出せない独特のおかしみがある上に、とにかくパワフルで面白い。第一、こんなにも元気でクレイジーで笑いに貪欲な73才がいる。その段階で笑ってしまいます。こんなパワフルな「野ざらし」、少くても、僕自身は見たことがありません(笑)
(演目)
・桂しゅう治「転失気」(開口一番)
・桂竹千代 「サオリ9号」
・春風亭昇也「壺算」
・マジックジェミー 奇術
・三遊亭圓丸「親子酒」
~仲入り~
・笑福亭和光「大安売り」
・江戸家まねき猫 ものまね
終演後は、永田町駅から有楽町駅を使って、月島に移動。永田町から国会議事堂にかけて警察の方が多くて、ちょっとびびってしまい、気がついたら速足になってしまいます。
月島に着いた後は、謎解きにケリをつけるべく、もんじゃストリートに。ちょっと手こずった部分はありましたが、クリアできました。買い物や、食事の前後にも出来る手頃な分量です。
歩きながら良く見ると、もんじゃのお店もそれぞれいろいろと個性があってなかなか面白いです。街の性質上、どうしても、目的の店に行ってもんじゃを食べて帰るだけになってしまいがち。今回のように謎解きイベントは、街の魅力を再発見するいい機会なのではないかと思います。
折角、振興会の会員にもなったし、今度予約して、お店にも行ってみようかなあ~♪
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冊子
帰りは新富町から日比谷線に乗り替えて、神谷町へ。東京メトロの街めぐりスタンプラリーへ。東京タワーの存在がとてもありかたいです。あれだけ大きな目印があると、道に迷う事なくスムーズに現地に着く事ができます。
(*^ー^)ノ♪
#落語 #謎解き #スタンプラリー