昨日、強い痛みが出てしまい心配していた右膝。一晩寝て、冷やしたら、大分具合が良くなってきました。これなら何とかなりそうです。
朝ご飯と、二木の菓子でつまみとして買った、石原水産さんの「まぐろチーズ」を味見して家を出ることに。
先日いただいた、同じ会社の「チーズ鰹」ともども、乾き物のつまみ部門では、かなり上位に来るのでは?そう思わずにはいられません。
本日は、向山庭園で春風亭かけ橋さんの落語会。いつの間にか、コアな常連の会と化しています。新規の方がなかなか参加できない会になりかけているので、次回以降は少しだけキャパを大きくするそうです。
そうなってしまったのは、かけ橋さんの人柄もありますが、それと同じ位大きいのが、「嶋衛沖白浪」という全12話位ある大長編を、毎回1〜2話ネタおろしをしているため。
三三師匠が掘り起こした噺といってもいいので、現状では師匠の会とここでしか聴けないといってもいいレアな大ネタ。
壮大なスケールと、さまざまな形の個性的な「アウトロー」達が繰り広げる人間ドラマ。これがかなり面白いんです。
落語や文楽って、時々、勧善懲悪の枠に収まりきらない話がありますけど、この手のものが、意外と下手な今のドラマより面白かったりしたりします。
今回は、前回火付けをした女性の、伝馬町の牢での顛末の噺。火付けをしたら普通は死罪になるはずなのですが、酷い拷問に遭いながらも、なかなかしぶとく命を永らえます。
この噺を面白くしているのが、牢名主の婆さんコンビの2人。煮ても焼いても食えないしたたかなワルなのですが、どこか憎めない所があり、所々コンビで絶妙に息のあった所を見せてくれます。
このシリーズもこれから後半戦。難しいかもしれませんが、出来れば最後まで一緒に完走できたらな、と思います。
前半の2ネタもかなりの聴き応え。かけ橋さんの真面目で丁寧な人柄が反映されているように感じます。ただ、マクラが入っているとはいえ聴けてしまえるとはいえ、この2ネタで1時間半はやや長いなかなあという印象(笑)
まあ、ご本人も「さじ加減が……」とおっしゃっていたので、修正してくるとは思います。今回は独演会だから、というのもある気がしますし。
2つの中では、かぼちゃやの与太郎を「コミュニケーションのきちんと出来ない人」と捉えて噺を組み立てていくのは、なかなか面白い試み。
これから細部を磨いていく必要はあるかとは思いますが、ユニークなかぼちゃやが出来そうな雰囲気がありました。
(演目)
・かぼちゃや
・宿屋の仇討
〜仲入り〜
・伝馬町女牢
〜嶋衛沖白浪より〜
落語会が終わった後は、光が丘公園へ。防災公園のスタンプラリーが始まったそうなので、スタンプをゲットしに行きました。
スタンプが置いてある公園のサービスセンターの開園時間がややタイトではありますが、何とか完走まで持っていけたらと思っています。光が丘にはほとんど行ったことがなかったのですが、住むのにはなかなか良さそうな街のように感じました。