本日は、2ヶ月前から予約していた、蔵前水の館を午後から見学の予定。地下30メートルを階段で往復するらしいので、念のために、荷物は極力軽量化する事になります。
いろいろと確認事項があったので、本当はそこに行くまでに、ハローワークに行くつもりだったのです。ただ、駅まで歩いているうちに、軽い熱中症に襲われ、食事や水分を摂りつつ、出来るだけ体力温存する事に。
ひどい蒸し暑さだったので、クーラーがなく睡眠不足になってしまったのが、致命傷でした。
いやあ〜、このままだと本当にマズい!
その分、時間に余裕が出来てしまったので、さて、どうしようかと悩んだのですが、とりあえず、近くまでいく事に。江東区のスタンプラリーのポイントに、江戸深川資料館に行く事にします。
ここなら最寄り駅から近いですし、ゆっくり涼む事ができそうです。蔵前まで大江戸瀬1本というのも大きいです。
去年の江東区のスタンプラリー&謎解きでもお邪魔してるので、さすがに新鮮さはやや薄れましたが、江戸時代の町家のセットを何の目的もなくブラブラしているだけで、相変わらず楽しいです。
ここの資料館のセットでいいのは、路地裏の再現度がかなり高いこと。江戸時代の町人の気分になって歩ける所がいいです。
その後は、本日のメインイベントの蔵前水の館の見学です。
通常は10人前後で見学するようですが、台風が近づいていたり、暑さが厳しいということもあり、何故か自分一人に。
美味しいことこの上ないのですが、何故かこういうぼっちシチュエーションが多いワタシ。自分でも首を傾げてしまいます。
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蔵のようになっているのが、目的の水の館。
マンホールカードを頂き、簡単な説明を受けてから、見学がスタート。蔵の中にある階段をひたすら降りていきます。
もともと国技館のあった敷地を東京都で買い取り、今の下水道の排水処理施設になったそう。そのご縁か、当時の三役以上の力士の手形があったり、横綱→大関→関脇……、というように番付順に階段を降りていきます。
行きもそうですが、特に帰りは、このシステムに、どれだけ救われた事か。
m(_ _)m
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お父さまの方の貴乃花関。
気温も高い上に、台風も近づいているので、地下はとにかく蒸し暑いのひとこと。扇風機を回してくれているのですが、残念ながらあまり効果がありません。
それでも、普段全く見ることの出来ない場所を見てお話しを聞けるのは、かなり貴重な経験です。一見すると、ただのビルにしか見えない下水道局の1階から3階に、大型の排水ポンプが8台も入っているなんて、話しを聞かないと、なかなか想像できません。
江戸時代から隅田川や荒川等の治水の問題は、都市を治める上ではとても重要な課題だったといわれています。その辺は、いまも全く変わっていないようです。
地下30㍍の下水溝に降りる前に、10㍍弱位上にある部屋で、下水道についてのレクチャー。23区だけで16000㌔もの距離があり、新しい整備をしつつ、古くなってしまった水道管も整備しないといけない。
インフラというのは、作るだけではなく、それを維持する事が大切ですし、難しいと。その事を改めて感じさせてくれます。
最近は、技術の進歩で新しい工法やセンサーを使用した無人管理のシステム等も活用されているようですが、いざという時や、デリケートな判断が必要な時には、やはりまだ人の力が大切なようです。
レクチャーが終わって、マスクを渡されたら、とうとう下水の最深部へ。マスク越しでもかなり臭いが強烈ですし、水量の多いときの痕跡が、トンネルや階段の手すりにも所々見受けられます。
明日は、かなり水位が上がるんてしょうねえ〜。
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地下30㍍の下水溝。
最深部を見たら、序の口から階段を上って、地上まで戻り、展示を見ながらレクチャー。暑さと湿度でぐったりして、立ち眩みがして倒れるかと思いました。まあ、これ以上ない運動不足解消にはなりましつが(笑)
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地上近くから、最深部まで入っている管。
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マンホールカードのマンホール。道路には使用されてないので、実物が見れるのは、実はここだけ。
見学が終わった後は、一旦都営新宿線方面に戻り、瑞江まで行き、ブックオフで買い物する事に。せっかく都営地下鉄の1日乗車券を買ったので、活用させていただきます。
ビースターズのまだ読んでない巻が安かったので購入しました。
電車に乗る前に、昼食をきちんと食べてなかったので、駅前のひまわりさんというサンドイッチ屋さんで、栄養補給する事に。
熱中症の後遺症もそうですけど、立ち眩みしたのは、昼食をきちんと取らなかったのも、原因かもしれません。
暑さももうちょっと続きそうなので、気をつけんといけないようです。
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コロッケサンド 260円