家の事をやっていて、メシを食ってたら結構ギリギリに。慌ててしまい、peatixで申し込んだイベントなのにスマホを忘れるという凡ミスをしてしまいます。
おまけに風邪気味で咳も止まりませんし、いろいろな意味でよろしくない状態です。けど、何かを考えていたら間に合いそうもないので、急いで行くしかありません。
今日の最初の予定は、向山庭園でのかけ橋さんの落語会。最寄駅の豊島園で降りたのですが、以前のオワコン化した街並みが嘘のよう。まだ駅前だけですが、活気が出てきています。
こういう時こそスマホが欲しかったのに、それがないのが、何とももどかしいです。
半分常連になっている事もあり、事情を話したら比較的あっさり入れてくれて、まずはひと安心。あとは、楽しむだけです。
秘密結社のような不思議なアットホーム感のある、そんな落語会らしい3席。
季節を先取りした「五月幟」は、今の時期に講座に掛けている噺家さんは、ほとんどいないんじゃないでしょうか?二つ目でありながら、こういうシブメな噺が多いのも、かけ橋さんの魅力の一つだと思います。
品川心中が2本目だったので、トリはあっさり目にやるのかと思っていたら、その中の1話だけとはいえ、それ以上の大ネタ。これが聴けるとは思いませんでしたし、通しで覚える気満々だとは思いませんでした(笑)
三三師匠の手によって再構築されているとは言え、まずは噺自体が圓朝ものに匹敵するといってもいい面白さ。ただ、その噺の面白さを引き出すのは、それほど簡単ではありません。
まだ勉強中のネタとはいえ、その面白さがきちんと伝わるレベルまでは、きちんと稽古されてるな、という印象。この辺は、真面目な人柄や、噺の延びしろが感じられます。
1話目らだけなのか、それともこの落語会でシリーズ化してしまうのか?今後が楽しみではあります。
噺そのものもそうですが、今日一番ビックリしたのは、かけ橋さんと萬橘師匠が同じ大学の落研出身だという事。
怖くてここには書けない事ばかりですが、社会人になった落研OBは、大方の予想通り癖の強い方達が多いようです。
(演目)
・五月幟
・品川心中
~仲入り~
・喜三郎とお虎(島鵆沖白浪 第一夜)
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いただいた、かけ橋さんの大学の落研の手拭い。(後日撮影)
夜は新宿に移動して、自分の古巣のインプロジャパンさんの公演に。別に喧嘩別れした訳ではないのですが、久しぶりにみんなに会うのは、少し緊張します。
それでも、コロナ以来久々に会った仲間が客席にもステージにもいて元気そうにしているのは、嬉しい限りです。
(((o(*゚∀゚*)o)))
今日の夜見たのは、女性6人組のステージ。それぞれが主役になったシーンを、インプロゲームを使って演じ、最後は長めのシーンをみんなで演じる事に。
やはり、女性が多いと共感力が高くて、優しいシーンが多くて、見ていてホッとします。プレイヤー目線でなく、完全にお客さんのそれになっている事が、今の自分の立ち位置なんでしょうし、舞台と自分の距離なんだろうなあと感じる事になりました。
楽しさと同時に、ほんの少しだけ寂しさを感じてしまいました。そして、打ち上げに行きたかったのですが、咳が酷くなってしまったのが、本当に残念。明日もステージを観に行くので、体調が戻ってきて欲しい所です。今回は
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当日のチラシや冊子類。(後日撮影)