本当は、本の事をメインに書こうかと思っていたブログですが、食べたもののことばかりになってしまっています。これじゃあいかんので、これからは週一以上を目標に本の感想を書いていこうかなと思っています。

- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: 新書
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ここ最近、本当に自分はモノを考えてないなあ、と感じさせられる事が多いです。ですので、きちんと考えている方の人生の先輩のエッセンスに比較的簡単に出会えるこの本のような存在は大変にありがたいです。
『教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです』
この言葉の定義が正しいかどうかは、人によって意見が別れるでしょう。けど少なくても、そう捉えれば、今までよりも楽しい人生を送れるのは間違いがないです。取り敢えず、まず本書の中で書かれている事の中で、新聞を読む事から始めることにしました。大変に恥ずかしい事ですが、日経新聞が180円に値上りした事にも、気が付きませんでした。
本書の中で引用されている、ココ・シャネルの言葉、
『私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界のなぞが一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい』
があったから、この帯が目に飛び込んできたに違いありません。個人的には、今年に入ってから、一番インパクトのある帯でしたね。