緊急でやることは今の所ないはず、多分。なので本日は、安野モヨコ展リベンジのために、滅多に降りることのない、京王線の芦花公園駅で下車。
少し、早く着いたので駅前のサミットで時間を潰す。ちょうど駅弁フェアをやっている。うおー、いかめしがあるー♪手頃な大きさで持ち運びにも困らないので、一個買ってしまう。家に帰ってからの楽しみにしよう。
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いかめし 700円(本体)
そして、ちょうど良い頃合いになったので展示の方に。涼しくなってきたからなのか、それとも会期末が近づいてきたからなのか、前回に来たときと比較すると、かなり人が増えてきています。来週はかなりの確率でもっと混みそうなので、今日にしておいて良かった~。
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美術館の前。鯉が泳いでいます。
今回は、前回スマホを忘れた事もあり、半分以上写真を撮るのが目的だったので、その点ではとても楽しませてもらいました。こうやって改めて見ると、コマの一つ一つにものすごいエネルギーを感じます。もし自分が編集者だったら、本の表紙とか挿絵とかに頼んでしまいそう。実際にそうした仕事も結構やっていらっしゃるようですし。
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表紙や挿絵関連
朝一に見に行ったので、見終わって芦花公園駅に戻ってきた段階で、まだ午前中。せっかく出てきたので、このまま家に帰るのは何とも勿体ない。
なので、新宿まで出て練馬行きのバスに乗り込みます。バスに乗ったのは移動する他に、本を読む時間が欲しかったからというのもあります。ちょうどよんでいたのが「日向坂46ストーリー」。先日、映画を見たのもありますし、久々に行く天狼院書店さんの読書会のお題が「青春」だったので、そこで取り上げてみようかな、と思ったのもあります。もともとオードリーさんの事が好きなので見ていた「日向坂であいましょう」ですが、いまではむしも彼女たち目当で見る事に。オードリーさんやスタッフの力が大きいとはいえ、下手なお笑い番組よりも全然面白いですし、どんな企画でも全力でやりきる彼女たちの事を応援したくなります。
だいたい15分ちょっと読んでいると、目的のバス停に。牛込保健センターのバス停から2~3分。歩いた所に、以前から行ってみたかった「漱石山房記念館」が。何か、いい雰囲気の建物です。
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漱石像がお出迎えしてくれます。
ただ、知っていてこちらが完全に失念していたのですが、週末に前の企画展が終わり、ちょうど次の企画展との展示を切り替えている最中。なので、ほぼ常設展示だけの観覧になってしまいました。また、行くことになるのかなあ。まあ、それでも、書斎を復元した部屋は見れました。今後作品を読んだ時によりイメージが広がるきっかけになったので、良しとしましょう。
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復元した部屋
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等身大の模型とパネル。写真撮影のスポットになっているようです。今の日本人から見るとかなり小さいです。
年表を見ていると、漱石って49才であれだけの作品群を描ききって亡くなっているんですよね。当時とは平均寿命が違うとはいえ、自分の何もなしていないっぷりが本当にイヤになってきます。
死の直前に後悔しないように、自分も少しでもあがいてやりたいですね。