だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。紀伊国屋寄席11月。

昨日かおとついに洗濯をやるつもりだったのですが、めんどくささに負けて先延ばしにしていました。ところが朝手帳を見ると、本日は紀伊国屋寄席、明日は春風亭一蔵さんの独演会に行く予定が入っている~!まあ、21日に半分はやっておいたので、何とかなるとは思いますが、本当にやっちまったなあ~。

やらないといけない事は、できるうちにやっておかないと駄目だよ、という典型的なパターン。コミックの「ちはやふる」内で、机くんが「やりたいことをめいっぱいやるためには、やりたくないことをめいっぱいやらないといけない」と言っていますが、まさに今の自分に言ってやりたい言葉。その事を漫画の中とはいえ高校生から教わるとは。年だけは取ってしまいましたが、中身はまだまだ甘いようです。


先週末とは対称的に、思いのほかルーティンの仕事がスムーズにいく。なので空いた時間を使って、これも先延ばしにしていた、年間の勤務スケジュールの確認をする事に。チェックをしていたら、今月のカレンダーの一番下にポツンとあった11月30日。その日を、年間総労働時間に組み込み忘れるという初歩的なミスをしていた事に気がつきます。しまった~~、よりにもよって、働き過ぎた~~!

( ̄▽ ̄;)

ただ一つまちがいないないのは、残された四ヶ月ちょっとの間に、このズレを調整すればいいこと。まあ、最悪残業に振り替えればいい話なので、足りないよりは、かなりコントロールしやすい状況ではありますが。去年は天皇誕生日を数え間違えて、残り3ヶ月で1日分プラスで働かないといけなかったので、それに比べれば大分ましですが。遅くなったとはいえ、今のうちに気がづいて本当に良かった。やれやれ。

ε=( ̄。 ̄ )

あと、ぼちぼち巻いていかないときけないのが、来週のセミナーの課題。そろそろけりをつけんと。まあ、今日の所は紀伊国屋寄席を楽しむのが最優先です。ちょっと抜けてしまっただけで、楽しみにしていた事には変りないのです。せっかく、仕事がスムーズに終わり、働き過ぎだという事が判明し、午後から上司もいない。早く帰らない理由が何一つありません(笑)

なので、予定より30分早く会社を出ることに。30分あるとありがたいですね。普段はギリギリになるので、紀伊国屋ホールまでひたすら一直線なのですが、小腹を満たして、書店をざっと見れる余裕があります。それが、とても嬉しかったりします。


(演目)
・ターミーネーター初天神 三遊亭ふう丈
・お見立て 雷門小助六
・夢金 五街道雲助

仲入り

・猫怪談 柳亭左龍
幇間腹 三遊亭小遊三

※前座の方は「子ほめ」を演じていました。流石に前座さんの名前までは……。すみません。

m(_ _)m


先月の紀伊国屋寄席が爆笑だったのに対し、今回はしっかりと聴かせてもらえる噺が多かったです。左龍師匠の噺を聴くのは始めてなのですが、こんな上手い人だったのかとびっくり。完全に自分の勉強不足です。テレビ出演とか知名度に関係なく凄い人がいて、その人に会える。こういう所はまさにライブの醍醐味です。

逆にテレビで知名度抜群の小遊三師匠。枕で、自分の師匠を例に出し、落語家と太鼓持ちの違いと太鼓持ちの難しさをわかり易く説明してくれる。そしてそれを踏まえた上で、ちょっと足りない太鼓持ちを、さらりと粋に演じきってしまう。いやあ、テレビではなかなか見れないかっこよさで、見ていて本当に痺れました。テレビ用の親しみやすいキャラクターとは違った顔が見れる。これもまた、ライブの醍醐味です。


今月から、入場規制を緩和して全席チケットを販売したのですが、皮肉なことにその直後に感染症の拡大。その結果、自分の座っていた前半分が8割方埋まった密の状態。後ろ半分がほとんどお客さんがほとんどいない状態。なので結果ただ感染リスクを高めてしまう。この状態を見ていて、何ともいえないやりきれなさを感じました。収益面だけを考えると、本当にお気の毒だとは思います。それと同時に酷かも知れませんが、主催者サイドにはもう少し柔軟なリスクマネジメントをして、ソーシャルディスタンスを拡大する試みをしてもらいたかったとも思います。終演後の退場も流れるままでしたし、密集状態に少し怖さを感じたのは、自分だけではないはずです。