家を出るのが少し遅れてしまい、北とぴあに着いたのが、開演10分前。本日は1000円寄席の日です。
ギリギリになると思ったので、電車の中でチケットを用意していたはずなのになかなか見つからず、会場に入ったのが開始1分前。いやあ～、ホントにあぶない、あぶない（汗）
(-o-;)
良くも悪くも、この日一番の衝撃だったのが茶光さん。上方落語屈指ともいえるお下劣な噺を大熱演。ドッカンドッカンウケている一方、何人かのお客さんは憮然としています。
駕篭の中に入っている肥え桶とその中身が臭いまでもが鮮明に想像できてしまいます。もともと噺自体がものすごく映像をイメージしやすい作りにはなっているとはいえ、茶光さんが緩急を織り混ぜて巧みに作品の中へと引きずり込んでくれている印象。この辺はキャリアを感じさせない器用さと手際の良さを感じます。
この落語会、トリの演目だけは事前に決まっているのですが、トリが「心眼」だという事を承知の上で確信犯でやってますね、この人（笑）
そのトリだったとむさん。息子の幼稚園でのママ友との交流のエピソードのまくらで軌道修正を図りながら、噺の本題へ。
以前、道楽亭で聴いたときには、かなりシリアスで緊迫感があった記憶があります。ただ、茶光さんだけでなく、前半に登場した一花さんが可愛らしい「茶の湯」を演じた事もあり、客席はいい意味でかなりぬるめに温まった状態。重い噺はかけにくに空気になってしまっています。
さてどうするのかと思っていたら、雰囲気の良さを活かしつつ、悲喜こもごもの噺に微調整して演じるあたりは、二つ目とはいえさすが期待の若手！
結果的に、より奥行きのある噺になったように思います。落語をナマで聴く醍醐味と有難みを感じた落語会でした。
（演目）
・桂南太郎 「茄子娘」（開口一番）
・立川談洲 「七段目」
・春風亭一花「茶の湯」
～仲入り～
開場をでた後は、急いで電車に乗り京王線に乗り換えて、飛田給駅へ。FC東京とアビスパの試合を観るために味の素スタジアムに向かいます。
落語会が押した事もあり、予定よりも30分弱遅くスタジアムに到着。客席も埋まり出してきたので、急いで席を確保して、少し遅い昼食を取ることにします。本当は広場のキッチンカーのごはんを食べたかったのですが、それは次の楽しみにします。
味よりも、食べ終わるまでのスピードを重視して買ったタコライスですが、これが予想外においしくて嬉しい誤算。
(*´▽｀*)
辛さ控えめのひき肉と歯ごたえのある玄米。それとトロッとした目玉焼きとアボカドとの組み合わせがたまりません。
試合の方は、序盤でいきなり中村帆高選手が負傷する予想外のアクシデント。替わったバングーナガンデ選手のプレーの判断がやや遅い事もあり、サイドからの攻撃が完全に沈黙してしまいます。所々で凄い動きをするだけに、ややもどかしさを感じてしまいます。
おそらく、バングーナガンデ選手はどこかで長友選手と交替するのが最初のプランだったような気がします。年のせいなのか、そのためなのかは分かりませんが、長友選手がこの試合ではディフェンスに専念し、ほとんど上がらなくなってしまいます。
何とか中央からの突破で戦局を打開しようとしますが、それを読んでいたアビスパに堅い守備ブロックを敷かれてしまい、逆にカウンターを浴びる事に。相手の圧力に負けてしまい先制点を許してしまいます。
後半早々に、上手く機能していなかった永井選手が、レアンドロ選手と交替。少しオープンな展開になった事もあり、その采配がズバリと的中し、そのレアンドロ選手が同点に。更には、紺野選手の素晴らしいゴールもあり、逆転に成功します。
どうやら逃げ切れそうだ、と思っていた30分過ぎ、ゴール前での接触があり、痛恨のＰK。ちょっと厳しいかなあとも思いましたが、その前にかなり際どいプレーがノーホイッスルになった事もあるので、仕方ないといえばないのですが……。
最後まで両チーム勝ちにいき、ロスタイムも10分あったのですが、お互いやや決め手を欠き、結局はドロー。連敗こそストップしましたが、勝つところまではいきませんでした。
鳥栖戦の時もそうですけど、「いける」と感じた時が一番危ない。それがサッカーの怖さでもありますし、面白いところでもあります。今回も残念だったので、どこかであともう1～2試合は応援に行って、今度こそは勝ち試合を観たいですね。
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帰り、スタジアムのガチャで買った、クリアチャーム。林選手。
