掃除や洗濯をやった後、郵便局に寄ってから出掛けるつもりだったのですが、予定よりも二時間半も寝過ぎてしまう。
まあ、仕方がありません（笑）お陰で少し疲れも取れましたし。という訳で郵便局と家事の3/4位を諦め、新宿経由で都営地下鉄で豊島園駅へ。
ハリー・ポッター様のお陰で、西武線の駅も周辺も見違える位キレイになり、駅前に活気も出ています。
どうやら、豊島園がなくなってから失っていた街としてのアイデンティティを、ハリー・ポッター様と一蓮托生になる事で、取り戻そうとしているようです。
その姿には、涙ぐましささえ感じてしまいます。あれほどベストセラーになった時に興味の欠片もなかったハリー・ポッター様の著書に、初めて興味を抱くことができてしまったくらいです（笑）
そんな私ですので、途中から人の流れとは逆に進み、向山庭園へ。最近お気に入りの若手噺家の一人、春風亭かけ橋さんの落語会を聴きに行きます。
今回は、渋めの噺を三席。蜘蛛駕籠や唐茄子屋政談を高座にかける辺りは、いろいろな事があったとはいえ、やっぱり小さん師匠の流れをくむ噺家さんなんだな、と改めて思います。
特に、唐茄子屋政談は、若旦那の家柄の良さゆえに甘えのある一面と、真っ直ぐな一面。その両方の面がきちんと描かれていて、なかなか聞き応えがありました。
落語もそれぞれ面白かったのですが、何といっても今回一番良かったのは、最初の枕。たい平、遊雀、喬太郎各師匠が若手真打だった頃の落語会と、喬太郎師匠の「ハワイの雪」の誕生のエピソードは、思わず聞き入ってしまいました。
多分、落語や噺家さんが根っから好きなんでしょうねえ。枕だけで、軽く30分オーバーしてしまう位の、師匠方や落語への愛情を感じました。
まあ、もっとも、その後が結構大変な事になるのですが（笑）
（演目）
・金の大黒
・蜘蛛駕籠
～仲入り～
・唐茄子屋政談
豊島園で落語会が終わったのが、14時20分。ここから急いで、味の素スタジアムへ移動です。チケットを持っているヴェルディvsファジアーノ戦のキックオフは18時。
最悪、多少遅れても仕方ないとは思っていますが、頑張れば間に合いそうな時間でもあります。それならば、頑張るしかありません。
途中、新宿駅で乗り換え。エスカレーターを昇ってると、国立に向かうFC東京のサポーターが。実は、国立の優待の一次の抽選に落ちた後、味スタのカードに申込みを変更して、今回のチケットは取れたのです。
なので、羨ましいと思いつつ、自分の分まで応援してくれる事を願って、すれ違います。
京王線の接続の悪さには、かなり閉口しましたが、何とか10分前に味スタの中へ。ギリギリで間に合いそうです。急いでカレーを買って座席へ向かいます。
結局、カレーはいつも食べているC&Cですが、ご飯を買って間に合ったのですから、上出来です。
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ロースカツカレー 880円
前半は手堅く守りから入りつつ、お互いが持ち味を活かそうとする展開。中盤から組織的なハイプレスで圧力を掛けつつ、相手のディフェンスの綻びをついていくファジアーノ。15分位には決定的な場面があり、ホームのヴェルディはかなりヒヤリとします。
そのヴェルディは、後方から丁寧にパスをつないで、中原選手や長谷川選手などの仕掛けからチャンスを作っていきます。長谷川選手は、ボールを持っていない時も含めて、かなり上手い！染谷選手へのパスで決定的な場面を作りましたが、惜しくもゴールはなりません。前半は0-0。
後半そうそう、ボールの受け渡しや、スライディングなどで、ヴェルディに小さなミスが重なり、その隙を逃さずファジアーノが先制。その後もルカオ選手などの高さとフィジカルの強さを生かしたプレーで立て続けに3点を取ります。
これで勝負あったかな、と思っていたのですが、ここからヴェルディが猛反撃。新井選手、河村選手のゴールで1点差まで詰め寄ります。消えてる時間があっても、ここぞというワンプレーで決めきる新井選手は、何か持っているものを感じますし、将来がとても楽しみです。
アディショナルタイムもお互い、あと一点を狙って、最後まで見応えのある試合ですが、結局はこのまま試合終了。3-2でファジアーノが勝利しました。
試合としては楽しかったのですが、ヴェルディとっては防げる失点もあったので、最低でも勝ち点は取れても良かったかなと思います。勿体ない試合だったかなと思います。
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かき氷（オレンジ）350円
