今日は朝から休みを取って、崎陽軒の工場見学。本当は先週の水曜だったのですが、忙しかったので今週に差替える事に。絶対に無理だと思っていましたし、その場合は強行突破する気だったのです。それがまさかのキャンセルが出て、すんなりと解決。喜んでいいのか、悲しんでいいのか(笑)
最寄り駅は横浜線の新横浜駅か小机駅。いろいろと悩んだのですが、一番座れそうな京王線橋本→横浜線ルートを選択。結局、家を出るのはいつもと同じです(笑)
まずは橋本駅の立食いそば屋「一ふく」さんで腹ごなしです。
メニューによって価格帯にバラツキがありますが、全体的にはリーズナブル。その中でも特にお得な「朝そば」(340円)を選択。
太目なゆで麺にちょっと甘めのそばつゆ。一歩間違えると目も当てられなくなる組み合わせなのですが、絶妙なゆで加減と麺と汁の相性の良さで見事にカバーしています。
食欲がすすむ油揚げと天かす、箸休めになるわかめと長ねぎ。具の組み合わせもなかなかバランスがいいです。
限られた素材の中で安く美味しく食べさせる。立食いそばの真髄とは何かという事を感じさせてくれるお店です。
↑
朝そば 340円+いなり60円
都内から少し離れているので大丈夫かなと思ったら、京王線も横浜線も予想外の混雑。首都圏で通勤通学の時間帯は空いている電車はないようです。
どちらで降りようか悩んだのですが、小机駅で下車して歩く事に。日産スタジアムの最寄駅って、ずっと新横浜駅だと思っていたのですが、実はこちらなのですね。
↑
駅前に飾ってあった、マリノス関連のユニフォームやボールなど。
イベントのない時の閑散さ加減などは、FC東京の本拠地のある飛田給駅と少し似ています。なのでついついスタジアムの方に行ってしまいますが、これが大きな選択ミス。後に激しく後悔する事になります。
スタジアムから離れて北に向かわないと行けなかったのですが、南に大きく遠回りしてしまった上に一つ下流の橋を渡ってしまうという痛恨のミス。
普通に歩けば20分ちょっとで着けたのでしょうが、結果的には一時間近くひたすら歩く事に。最後はグーグル様の力におすがりしたとはいえ、逆に良く着いたなあ思います。2~3分遅刻してしまいましたが。
人( ̄ω ̄;)
↑
一時間歩いてヘロヘロだったのですが、慌ただしく工場見学へ。映像を見た後、グループに分かれて早速見学に向かいます。自業自得です(笑)
まずはシウマイ(崎陽軒さんではこれが正しい表記だそう)の製造工程へ。
(1)材料を練るのと並行して皮を作る→(2)餡を皮に包む→(3)蒸す→(4)箱詰、包装。大きく分けると、そのような工程で作業しているそうです。かなり器械が導入されていますが、箱詰めや醤油入れの「ひょうちゃん」を入れる部分など、一部は手作業に。ベテラン社員さんの手際の良さは当に職人ワザです。
「蒸す」工程は10メートルの蒸し器を使ってラインをゆっくりと移動しながら行われていました。
どっかで似たような工程の話しを聞いたことがあるなあと思っていたら、オハヨー乳業の「焼きプリン」の蒸す工程とかなり近い。確か10メートル位の蒸し器を使っていたはずです。効率と衛生面を考えたら、一見違う食べ物でも似た発想になっていくのが面白いです。
醤油入れの「ひょうちゃん」の変遷を見た後は、シウマイ弁当の工程に。シウマイと同様、いやそれ以上のこだわりを感じます。
細かい作業が多いので、基本的にはベルトコンベアでの手作業。隅っこにある切り昆布とせん切りしょうがが、実は一番入れにくいそう。確かに均等に入れていくのはかなりの高等技術が必要です。
一つ一つの作業に手を抜かないから、ロングセラーになっているんだな、ということが良くわかりました。
↑
初代。顔を描いたのは、漫画家の横山隆一さんだそう。
↑
還暦記念の金のひょうちゃん。オークションでは万単位の価格がついているそう。
見学が終わった後は、お楽しみの試食タイム。出来立てのシウマイと特製シウマイ、お弁当に入っている筍煮とひょうちゃんサブレを試食しました。
個人的には冷たい時とそれほど大差がなく、「こんなもんかなあ~」というのが正直な印象。裏を返せば、冷めてもほとんど変わらない味が提供できているということ。逆に凄い事です。
試食が終わった後は、構内のショップで熱々のものが食べれたり、お土産が買えるコーナーが。えびシウマイ、かにシウマイ、シウマイまんを追加で頂きました。
↑
左:えびシウマイ、かにシウマイ盛合せ(各1個 170円)/右:シウマイまん(本当は3個 110円)
次のバスを逃すと1時間後なので、あわててバス停へ。傘を忘れてしまったが、戻っている時間がないので、泣く泣くパスする事にします。道もしっかり覚えたし、日を置いて、もう一回お邪魔してみたいですね。その時は早めに着けるようにします(笑)
その次にどうしようかかなり悩んだのですが、スタンプラリーの続きをする事に。桜木町→根岸→大船→平塚→小田原の順に移動。平日に区間内パスがないので、少しお金は掛かりましたが、厄介な難所を潰すことには成功しました。
車窓を見ているだけでも楽しめましたし、小田原駅ではお土産も買えましたし。へばりましたけど、まずまずいい日帰り旅行になったので、ヨシとしましょう。
ただ、かなり移動が長くなると思い、時間潰し用に小川哲さんの「地図と拳」を持っていったのですが、乗り換えが多いにも関わらず、持ち運びに不便すぎて大失敗。壮大なスケールが感じられる導入部で、今後に期待は出来そうですが......。
今回は、文庫にすれば良かったです。
↑
帰りは小田原線で町田まで出て、首尾良くいけば八王子、高尾のスタンプも、と思ったのですが、さすがに力尽きたのでそのまま自宅に帰ることに。明日、明後日の仕事の事も考えると、流石にリスクが大きすぎました。パスがあったら、ムチャをしてたかもしれませんが(笑)
↑
小田原で買ったお土産。一部を除いて、夕食に頂きました。
#社会科見学 #立食いそば #B級グルメ #スタンプラリー