朝歯を磨こうと洗面所に行ったら、なぜか目の前に巨大なスズメバチが。
( ̄□ ̄;)!!
何とか外に出ていただこうかと、あの手この手と努力はしたのですが、ピクりとも動いてくれず。さすがに同居生活はつらいので、心の中で謝りながら、殺虫剤を使ってしまいました。
加害者とはいえ、いろいろな意味で後味が悪いことこの上なく、少なからず動揺してしまい、会社に行くときにスマホを忘れてしまうという、大凡ミス。
昨日は薬とトートバックを忘れるし、一体何やってるんでしょう、自分。動いていたので、身体は問題ないのですが、メンタルが仕事をする状態に上手く切り替わってくれてのようです。
実は昨日、仕事が少ないので、今日は休んでも構わないと、打診されてたのです。結果、自分の持ち分は午前中でほぼ終わってしまいましたし、素直に休んでいればスマホを忘れずに済んでいましたし(泣)
完全な判断ミスです。キレイに心が折れた事もあり、やや手遅れの感はありますが午後から休む事にしました。
とは言っても、お盆休みやや遊びすぎてしまった上に、編集学校のお金も振り込んだので、やや金欠気味。かといって、夜は楽しみにしていた、吉笑さんの真打トライアルがあるので、真っ直ぐ家には帰れません。
なので、まずはタダ券をもらった「タバコと塩の博物館」に行く。そして、その合間にスタンプラリーのゴールを目指す事に。
全ての必要なスタンプを押して、あとはゴールで目指すだけ。今、そんな台紙を三件抱えています。
まずは王子駅に行き、駅キャラのスタンプラリーのゴールへ。ついでがあったとはいえ、田端、日暮里、尾久、王子の4駅の中で何でまっさきに王子のスタンプを押したんでしょ?ゴールなのに。
他のスタンプラリーと並行してやってた時期なので、もう押せるものは押せる時に片っ端から押せ、という精神状態になっていたとしか思えません。
それでも完走して、駅員さんたちの手作り感満載の電車カードを無事いただけました。まずは一つ、ミッション・コンプリートです。
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駅キャラスタンプラリーの冊子と景品の電車カード。
王子のスタンプラリーをクリアした後は、いろいろと悩んだのですが、日暮里駅で下車。都バスの錦糸町行きに乗り、途中のバス停で下車。そこから歩いて、タバコと塩の博物館を目指します。
地図を見て、一番わかり易いと思われる横川三丁目のバス停から歩いたのですが、分かりやすい事は分かりやすかったのですが、JTさんの建物をぐるりと回り込む形になり、思わぬ遠回りに。暑さが暑さだけに、歩く時間が増えると、それだけしんどくなります。
実は、スカイツリー前のバス亭から素直に南下すると意外とスムーズに着きます。博物館の人にそちらの方が近いと言われたので、帰りそちらから帰った飲めら5分位こちらが近かったです。
それでも、道に迷うことなく、無事に目的地に着けたのは、自分にしては上出来。早速、中に入って見学します。
企画展の方は小中学生の自由研究向け。「からだの中の塩」というテーマでクイズや映像を交えながらの展示。結構、子供と同じレベルで楽しんでしまいました。最後の答え合わせで一問間違えているし(笑)
身体のバランスを取ったり、神経の伝達に貢献したり。塩って意外と侮れないんだなという事が分かります。
企画展の後は、別のフロアに移動し、常設展へ。「塩」と「たばこ」に関する展示が、それぞれ展開されています。
特に塩については、世界の製塩の現状や歴史や製法、更に科学的なメカニズムなど、かなり幅広くて、見応えのある内容。スマホを忘れてしまった事が本当に悔やまれます。この日は工業用ですけど、メキシコの岩塩も無料で貰えました。
タバコについては、世界のパイプやラベルのコレクション等、工芸品としても見所がある展示です。僕個人は、タバコは一切吸いませんが、映像も含めて、一時期世界の最先端のアートワークを誇っていた部分のデザインは見るべきものが多いです。
見学が終わった後は、東京スカイツリー前のバス停から今度は亀戸へ。食事をしたり、買い物をしたあと、バスを乗り継いで木場で下車し、深川ギャザリアに向かいます。
目的地は東京メトロの「マイ・エレメント」のスタンプラリーのゴールの一つ、109シネマズさん。ここでゴールした証のクリアファイルを頂きます。
店員さんの対応も良かったですし、施設の雰囲気も良かったので、時間の在るときに、ここで映画を見てみたくなりました。まあ、いつになるかわかりませんが(笑)
深川ギャザリアから、次に行きたい新橋までさてどう行こうかなと思っていたら、運良くここから一本で行けるバスが。おまけに終点のバスの降車場所が、次の目的地に狙っていた、とっとり・おかやま新橋館の目の前。
これは、大変にツイています。幸い座れましたが、豊洲近辺に近付くにつれて、バスがかなりの混雑に。
最近、豊洲方面が人気のエリアの一つらしいのですけど、交通アクセスや買い物環境は決していいとは思えないのですけど、どうしてなのでしょうか?混雑したバスに乗るたびに不思議に感じます。
まあ、それでもずっと座ってバス一本で移動できましたし、今日の僕にとっては、これ以上ない都合のいいバスです。東京メトロの岡山県スタンプラリーのゴールは予定通り目の前です。
ゴールしたときに、大原美術館のポストカードをいただき(いくつら選べる中で、自分は児島虎次郎さんの作品のカードを選びました)、お店で買い物をした後、本日の最終目的地の博品館劇場へ。
都内をかなりぐるりと回りましたが、やっと今日のメインイベントの、立川吉笑さんの真打トライアルを聴くことが出来ます。
懐具合がかなり怪しかったので、手拭い(1300円)だけ、御祝儀がわりに購入し、劇場に入ります。この前この劇場に来たのは、十数年前。かなり久々になります。その時は演劇公演でしたけど。
吉笑さんの落語は、2席ともSFタッチの新作。もとから分かっていた事ですが、噺作りも、それを面白くする工夫も文句ありません。真打になるだけでしたら、談笑師匠が冗談で言っていましたが、いますぐ昇進でもいいくらいだと思います。師匠の発言も100%洒落ではないと思いますし。
ただそれだからこそ、吉笑さんに良かれと思って発言した人に対して、客いじりするのはやめてもらいたかったですし、それでお客さんも安易に笑わないで欲しかったです。
話が理路整然としているので、自虐的に落とそうとしても、あまり効果的ではありませんでしたし、そんな事をしなくても、十二分に面白い事ができる人だと思うのですけどねえ。
今回、それが目立ってしまったのも、談笑師匠、昇太師匠という、コミュ力モンスターが二人居て、かなり気合いの入った高座をしてしまったという事も、大きかったと思います。
二人掛りで、お客さんを楽しませるとはどういう事かという事を、身をもって教えているようにも見えましたし、我々お客だけでなく、おそらく吉笑さんにとっても、とても幸運だったと思います。
自分でプロデュースして、普段体験出来ないギリギリの中で、高座に立って学ぶ。真打に昇進する事そのもの以上に、その先の事を考えて、立川流はこういう事をしているのかもしれない。今回のトライアルを見ていて、そんな風に感じました。
ただ、談志師匠がそこまで考えてやっていたようには、とても見えませんが(笑)
(演目)
・立川吉笑 「小人十九」
・春風亭昇太「マサコ」
~仲入り~
・立川談笑 「イラサリマケー」
・立川吉笑 「落語家」
※写真は全て後日撮影したものです。