だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。芥川龍之介「週末の一日・浅草公園 他十七篇」。他。

上司との面談で、芯を食ったかなりキツいことを言われる。特に、周りに見られているという事にあまりに意識が向いていなかった事については、深く反省です。人の顔色を伺って、客観的に見て面白いとまではいえない仕事をよりつまらなくやるのは論外ですが、演劇をかじっている者としては、日常から立ち居ふるまいについては、もう少し注意が必要です。まあ、過ぎてしまったことは仕方ないので、これから巻き返していく事にしましょう。


ちょっとずつ読んでいた、岩波文庫芥川龍之介の「年末の一日・浅草公園 他十七篇」を読み終える。林家彦三さんの落語会でこの本から「妙な話」と「仙人」を新作落語として取り上げていたのがきっかけで読んだ本です。今まで初期~中期の作品しか読んでいない自分には、主に後期の作品を取り上げているこの文庫は、いい意味で自分の今までもっていた芥川のイメージが崩れてくれて、とても刺激的な読書体験ができました。

無駄なものを削ぎ落し、研ぎ澄まされた文章。さりげないけど切れ味の鋭い結末、心の隅っこにものを抉ってくるような、人間観察の鋭さ。一篇読み終るたびにタメ息が止まらなくなりました。



緊急事態宣言が緩和された事もあり、帰り久しぶりにシェイキーズに行く。時間の関係もあり、宣言中、特に平日はなかなかバイキング形式のお店には行けませんでしたからねえ。最初の宣言の時にクラスターを発生させた事もあり、以前は感染対策が過剰かなと感じる部分もありますが、その頃と比べると随分と利用しやすくなった印象。お客も大声で騒いだり、並んでいるときにきちんと距離が取れない人が結構いましたが、そういう人達も皆無で安心して、食事する事ができました。

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