諸々の支払い関係や買い物を済ませて出掛けようかと思ったのですが、怠け心と疲れに負けて、ほぼ終日家にいてしまう事に。
無理に予定を入れなかった段階で、心の奥底ではオフにしたかった気もするので、まあいいです。腰や背中にも結構張りが出てきていますし。
洗濯をしながら、one pieceを途中まで読みつつ、もうちょっとで終わりそうだった、宮田珠己さんの「いい感じの石ころを拾いに」にケリをつける。
作家がネタ探しのために石を拾っているのではなく、石拾いをやっている人がたまたま作家をやっていた。そんな力の抜け具合いがとてもいいです。
あと書きは、当時編集をやっていて、一緒に石拾いをやっていた武田砂鉄さんが担当。昔の縁で少しヨイショするのかと思いきや、正直すぎるくらい正直に「得たものはない」とバッサリと切り捨てられる始末(笑)
けど趣味って本来、他者への承認欲求を充足するためのものではなく、自分が満足するためのもの。そう捉えると、趣味の本質を結構突いている本だと思います。自分も、こういうローコストな趣味が一個欲しい!
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漸くここまで来ました。連載ペース次第ですが、あと二いき、いや三いき位で追い付けそうです。ハンター×ハンターも待望の新刊が出たので読みたいです。こちらは、刊行していただいただけで御の字なので、すぐに追いつけそうです。
夜は買い物と食事が一段落ついた後、駒治師匠の鉄道落語のアーカイブを観る。リアルでは昨日開催だったのですが、文芸漫談と丸かぶりになってしまいました。スケジュールをどうしようか悩んだのですが、こちらを後日映像で拝見する事に。
鉄道落語以上にスライドショーが楽しみになっている自分。ここ1~2年でテツ分が跳ね上がっているような気がして、少し心配になってきます。
お楽しみのスライドトークは、師匠が地方の仕事の合間に九州を中心にいろいろな電車に乗った映像を見ながら、話を聞きます。九州に行った事がないので、いろいろな車輛が見れるのは素直に楽しいです。噂には聴いていましたが、九州の特急ってホントにお洒落です。
落語の方は、前半のネタ下ろしは人里離れた駅で「彼」を追ってひとり旅をしている女性を巡る騒動を描いた噺。話している人によって「彼」がビミョーにずれていくのが楽しいです。
後半はもし山手線に急行が走ったらどこに止めるか?その当落線上にある駅たちの熾烈な争いを描いた噺。師匠お得意の擬人化とあるあるを存分に挟みながら噺が進んでいきます。師匠本人も驚く衝撃のクライマックスに。思わず笑ってしまいました。
(演目)
・彼を追って(ネタ下ろし)
・スライドトーク「仕事ついでの佐賀・長崎・豊橋・大阪 大移動旅」
・山手線慕情
「彼を追って」(ネタおろし)→まさかの「彼」の正体…‼️
— ふげん社|FUGENSHA (@fugensha) 2022年11月13日
スライドトーク→新幹線あり、珍百景あり、前駅あり、西日本を満喫🗾
「山手線慕情」→3回目のご披露。馴染み深い山手線の駅が快速の停車駅を決める壮絶なバトル!
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