今日の午前中は、先日に引き続きみなとシネマフェスティバル。11時からなのを、なぜか10時開始と間違えてしまう。
自分で手帳に「11:00~」って書いたのに、なにやってん( -_・)?だ、オレ。
そういう事情もあり、10時開始のつもりで出かけて、急遽午後行くはずだった代々木公園に寄ることに。渋谷と原宿と代々木上原の真ん中にあり、予想していた以上に半端なアクセス。東京メトロのスタンプラリーなのに、結局バスで向かいます。
本当に申し訳ない!けど、こうするしかなかったんだよ~!
m(__)m
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代々木公園。ゆったりとした感じは都内の公園でも屈指。
駅とサービスセンターでスタンプを押し、これで何とか完走。思った以上に歯応えがありましたが、その分達成感はあります。
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達成賞とスタンプ
完走賞をもらったら、代々木公園に戻り東京メトロを乗り継いで、青山一丁目へ。ここから、目的地の赤坂区民センターを目指します。
去年のフェスティバルの時もお邪魔しましたが、区民センターレベルで400席のホールがあるあたり、さすがに金持ちの多い自治体は違うなあ、と妬み半分ながらも感心してしまいます。
けど、お蔭で区外の人間でもこうして施設を利用させてもらっているので、ありがたい事でもあります。
前説で、お笑い芸人のサンシャインのお二人がバリアフリー上映についての説明があった後、バリアフリー用の字幕がついた作品を見ることに。
字幕を見ていると、聴覚に障害のある方がどう世界を捉えているのかが、ほんの少しではありますが、分かるような気がします。
作品は「マイスモールランド」。何の予備知識もなく見たので、こんなにヘビーな話しだとは思いもしませんでした。
クルド難民の親子が追い詰められていき、居場所を失っていく姿は、まさに「マイスモールランド」。映画が後ろにいけばいくほど窮屈な感覚に襲われます。
平田ヲリザさん等も指摘しているように、今の日本の人口の年齢構成比を見ると、海外からの労働者や移民の方たちに頼らないと、どこかで立ち行かなくなってしまいます。
それをクリアし、相互理解していくのは簡単な事ではありません。そこを乗り越えていくためには、まずは日本で何が起こっているかを知る。それが大切だと見ていて感じました。
そういう事を差し引いても、監督が初作品だと思えない位、良くできた映画だと思います。特に、主演の嵐莉菜さんが、とにかく美しい!
映画を見終わった後は、赤坂見附から新宿方面に出て、紀伊国屋へ。年末の紀伊国屋寄席のチケットを確保。
ついでに来年の手帳も探したのですが、例年使っているものが品切れになっており、こちらは空振り。もういっそ、ほほ日手帳をウェブで買ってしまおうかしら。
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次の予定があるので、紀伊国屋さんに居るのもそこそこにして、京王線でつつじヶ丘駅まで移動。北口の駅前にある書原さんの読書会に始めてお邪魔させていただきます。今回のお題は「ベンギンの憂鬱」。読書会に合わせて再読していたのですが、昨日の移動中にやっと読み終わりました。
本のネタバレになるので、あまり書けませんが、ラストの解釈や、村上春樹の「羊をめぐる冒険」との類似点など、自分では全く気づかなかった読み方を知ることが出来て、いい勉強になりました。
お店の店員さんが会の主催をされていた事も大きいかと思いますが、みなさん発表者の話しをきちんと聞いている所が素晴らしかったです。