だいたい読書日記

元本の問屋(取次)に勤務も1/末に退社。ただ今、絶賛求職活動中。好きなものは読書、インプロ(即興劇、舞台経験あり)。その他、立ち食いそば、B級グルメ、落語、ベイスターズ、FC東京、謎解きなどに興味があります。基本自分の備忘録なので、好きな事を好きなように書いています。

日記。今度は薬を忘れる。渋谷らくご5月15日の回。

作業量が少ない上に、明日、明後日と再雇用のおじさまが一人ずつお休みする予定。

そこそこ空気の読める私。普段だったら、生産性向上のために、迷わず午後休を取る所です。

 

ただ、今日に限ってそれが大変にやりにくい(泣)

 

一番の大きな理由は、20時からの渋谷らくごのチケットを取ってしまったので、どう転んでも23時過ぎまで家に帰れない事。そして、もう一つは明日締切りの書類を仕上げないといけないからです。

 

もっとも、書類については、めんどうになって金曜に全く手をつけないで早く帰ってしまった原因なので、完全に私のせいなんですけど(苦笑)

 

今日の渋谷らくごは電子チケット。なので、金曜のようにスマホだけは絶対に忘れる訳にはいきません。

昨晩からそうふうに心の中にいい聞かせて、そこまでは問題なかったのですが、今度は、まるまる薬を忘れてしまう事に(泣)

 

土曜買った、オランダ家のお菓子でさえ、カバンの中に入っているのに……。自分の粗忽さが嫌になります。もともと慌て者の所はあったのですが、それに輪をかけて、ここの所こういう軽率なミスが多いです。

 

う~ん、いかんですねえ~。気をつけるだけでなく、何か手を打ちたい所です。

 

因み、持ってきた千葉土産のオランダ家さんの「カフェオレミルフィユ」。バターの効いたサクサクのバター生地に、粘り気が強めのカフェオレクリーム。

香ばしいだけでなく、食感の違いも面白いスイーツです。こっちを、忘れずに持ってきたのが、せめてもの救いです。

 

これについてだけは、偉いぞ、オレ!

 

ヽ(´ー`)ノ

 

オランダ家 カフェオレミルフィユ

 

昼はわが家の備蓄品に仲間入りさせるかどうかを吟味するために、尾西さんの携帯おにぎりをいただく事に。

開封して乾燥剤を取り除いたあとにお湯を入れて、しっかりと振ってから15分ほど待つと、出来上り。

正直、きちんと出来上がるか半信半疑だったのですが、きちんとしたおにぎりに。お湯の加減を間違えて、少しだけ緩くなってしまいましたが、きちんと昆布味のおにぎりになっています。

そこまで多くの種類のものを食べた訳ではありませんが、備蓄タイプのお米ものの中では、かなり美味しい部類に入るかと思います。

 

取りあえず、昆布味はわが家の備蓄品の一員に決定です。

尾西の携帯おにぎり(昆布)。

 

午後時間があったお陰で、懸案の書類仕事も大方目処がつきました。20時まで時間があるので、大宮駅でプラレールのスタンプラリーのスタンプを押してから、渋谷に向かいます。

10駅だけなのですけど、大宮と横浜の2駅だけが都外なので、ここをいかにスムーズに押せるかが、今回のラリーのポイントです。

 

無事に押せた後は、埼京線に乗る前に、構内のNewDaysでJAさいたまのグミを買うことに。

自分が以前買った時には、梨味だけだったのですが、新製品でアップルキウイグミも発売になった模様。もっとも手頃な埼玉土産の一つなのではないかと思います。

 

梨味は上品な甘さで、普通に美味しかったですし……。

JAさいたま

 

渋谷に着いて食事をしたあと、余裕をもっけ現地に行こうかと思ったら、普段より一本奥にある道を選んだがために、少なからず道に迷う事に。

気がついたら、ユーロライブとは真逆の方角にある松濤方面に。相変わらず、安定の方向音痴です。

たまたま知っている道に出れたので、方向転換ギしてリギリ間に合いましたが、そうでなければ「今日一日何してたんだろ、オレ?」という状況になる所でした(汗)

 

そんなバタバタとした状況と、20時スタートだった事も重なり、かなり強烈な睡魔に襲われる事に。

高座そのものは面白いのに、勝手に目が開かなくなるのが、悔しくも腑甲斐無いです。なので、感想も断片的かつ、いつも以上にグダグダです(笑)

 

いつも都立大学の講座でお世話になっている寸志さん。講座の時よりも、口調がよりがらっぱちで、早口。落語で出てくる典型的な江戸ッ子により近い語り口です。

講座の時には、授業用でいろいろと説明を足してくれたり、丁寧な語り口にしてくれたり、TPOに合わせて変化を加える辺りは、流石。元やり手(多分)のサラリーマンは伊達ではありません。

 

そんな寸志さんとも対称的とも言えるのが、小痴楽師匠。口は悪いが、情に篤い。江戸ッ子がそのまま今の世に現れたようです。枕の段階で、本題の噺を聴いているようにトンパチで、そして面白いです。

 

来年に抜擢での真打ち昇進が内定している、今注目の噺家さんのつる子さん。

嬉しくない訳はないのでしょうが、プレッシャーもありますし、抜かれた二つ目の先輩たちへの気遣いもあるのでしょう。枕は、もの凄く慎重にひと言ひと言を選んでいるようです。

最初は、いつもより少し堅いかなと感じたのですが、それでも噺に入ると伸び伸びとして、いつものペースに。

本妻と妾の嫉妬がテーマという事もありますが、女性が演じた方が、それぞれの感情の機微がより丁寧に描けるのだという事を知ることが出来たのが、自分にとっては一つの発見です。

 

トリの文菊師匠は、さすがの安定感。大手町落語会のような大御所だけでなく、小痴楽師匠のようなタイプの噺家さんと共演しても、違和感なく自分の空気に持っていけるのは、さすがです。

 

(演目)

・立川寸志    「短命」

柳亭小痴楽「干物箱」

林家つる子「悋気の火の玉」

古今亭文菊甲府い」