いつもより早く起きれたおかげふで、いつもより一本早い電車に乗れて、運良く座れます。おまけにもしかしたらと思って行ったNewdayで、駅弁風おにぎりが売っています。今日は、朝からツイています。
駅弁風おにぎりは昼に取っておいて、朝は予定通り、カップヌードルで。今日は業務用スーパーで買ったスープ春雨のトマト味をいれてみます。
トマトのお陰で、カレーの味が丸くなるかと思っていたのですが、辛さが強調される結果に。どうやら、春雨のスープそのものがもともと辛かったようです。試食もしないでいれている方もどうかと思いますが。
春雨の方は、違和感はあまりありませんし、結構満腹感も満たしてくれます。最近太りぎみ傾向なので、ダイエットにはちょうどいいかもしれません。
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カレー味×スープ春雨トマト味
仕事の方は、途中までは順調だったのですが、最後の最後に入ってきた商品が納品予定よりも10冊マイナスで入荷。
その辺の事務作業をやってくれる人が夏休みのせいで、問い合わせやら後始末やらを、ほとんどこちらで全てをやる破目に。
納品を間違えた出版社よりも、少しでも自分の仕事の範囲を超えると、われ関せずを貫く身内にカチンと来ます。とはいっても、やってもらったら、やってもらったで、こちらの求める質には全く届く気がしません(笑)
どうやら、効率と精神の安定を考ええると、こちらでやった方が、まだベターなよう。まあ、世の中いいことばかりではないですし、仕方がないです。
昼は、お待ちかねの駅弁風おにぎり。今回は大船軒さん監修のしらす弁当風おにぎりと、たかべんさん監修のだるま弁当風おにぎり、の二種類。
人気駅弁メーカーさんの駅弁をにぎってしまおうという発想も、実際にメーカーとコラボできる所も、JR東日本さんの力があってこそのもの。自宅や職場で旅行気分を味わえるのは、本当にありがたいです。
最初は、しらす弁当風おにぎりを。こちらは去年の夏以来の再登場です。袋を空けた瞬間のごま油の香ばしさが、たまりません。
おにぎりの中には、しらすといくらが入っており、シンプルですけど何気に贅沢ですし、奥深いです。
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もうひとつは、高崎の人気駅弁、たかべんさん監修のだるま弁当風おにぎり。
醤油味のごはんの上に、鶏肉の野菜巻きや、黒豆、栗等、本家のお弁当を彷彿とさせる具の数々。普通に持つと具の重さでおにぎりの体を保つ事ができなくなってしまう位です(笑)
だるまの容器こそありませんが、ボリュームと中身の再限度はかなり高く、良くできていると思います。
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たかべん だるま弁当風おにぎり
仕事が終わった後は、久しぶりに都立大の飯田橋キャンパスへ。立川寸志さんの「落語で歩く江戸・東京」の講義の新しいクールが始まります。
今期は、江戸の商家や商人の生活を中心に語っていただけるそう。初回の今日は、江戸の大店(おおだな)やそこで働いている人達についての講義です。
先日、日本橋や室町近辺に行ったので、越後屋(三井)やコレド室町にあった白木屋等の浮世絵・切絵図と、今の街並みとが嫌でも重なります。
当時の日本橋・室町近辺が、最先端のファッションストリートで、そこから付随してさまざまな店舗が生まれ、徐々に形を変えながら、今に繋がっていっていると考えると、少し感慨深いものがあります。
そういう歴史のいきさつを考えると、池波正太郎大先生が、日本橋の上に首都高速を作った役人の事を、クソミソに叩いていらっしゃったのも、確かに一理はあるのだなあと思います。
講義で他に面白いなと感じたのは、番頭の地位について。落語ですと、番頭さんというのは役職のように扱われますが、実際には手代たち(実務部隊)のリーダーに対する呼称で、そこまでは厳密に役職として扱われていなかったそうです。
この辺りは、今の会社員とは少し扱いが違うようです。
今日のお楽しみの一席は「寝床」。通常は家主を兼ねている大店の旦那さんと、店子とのやり取りがメインになっています。ただ今回の寸志さんは、雇用者の主人と、被雇用者の番頭や手代や小僧とのやり取りをメインに描いています。
おそらく講義に合わせた仕様にしてくれたと思いますが、こうすると噺としては洒落よりも生々しさが前に出てきてしまうように感じました。
まあ、なかなか面白い切り口ではありますし、これはこれで面白くはありましたけど、個人的には通常バージョンの方が好きですね。