賞味期限が近づいているので、クノールのオニオンコンソメスープを持っていき、なるべく早めに使いきる事に。
お陰でかなり格安で買えたのですが、残ってしまったら、ただの資源の無駄遣い。出来るだけそれは避けたい所です。
くノールの中では、コーンスープと並んだ超定番商品。優しい素材の味とアクセントのクルトンの食感。忙しい時には、ホッと安心出来る味です。大きな銘柄の搬入があっなので、今日は朝から忙しかったですし。
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夕方緊急の会議があったので、なんだろうと思っていたのですが、本当に緊急事態。今の段階ではこれ以上書けませんが、長いスパンで見たらちょっと厄介な事になりそうです。
仕事が終わった後は、急いで飯田橋に向かい、都立大の寸志さんの講義へ。今回のクールの3回目は、奉公人についてです。寸志さんお手製の奉公人年表を使って講義を進めていきます。
理不尽な事も多いですが、労働法規と雇用契約で守られているという点では、気楽な稼業の一面も多い、われわれサラリーマン。
そういうものがほとんど整備されていなかった江戸時代は、結構大変だったようです。
小学校に通う頃から奉公に出て、最初の一年間は無給(衣食住は支給)で、それが終わってもほとんど休みなし。職場で合わないと判断されたら、病気と称して、どんどん暇を出されたようです。
仮にそれを切り抜けても、契約上続けて働けるのは10年間。重要な仕事を任せるに値しないと判断されたら、再雇用されず、そこで終わりです。
そうやって懸命に働いて、妻帯を許可されるのは、やっと40代。トップの番頭や暖簾分けしてもらえるのは、その中でも極々一握りです。まあ、偉くなるのが難しい所は、我々サラリーマンも少しだけ近いものがありますが……。
今日のお楽しみの一席は「薮入り」。奉公に行った小僧さんが休める、貴重な2日間のうちの1日(「薮入り」の日は、1月と7月の17日の2日間)。その光景を切り取った噺です。
厳しい生活を経て成長した息子と、いつまでも子離れできない変わらない父親。そんな二人の一年前の光景が、講義の後だといろいろと想像してしまいます。
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寸志先生お手製の「奉公人年表」。これのお陰で、講義がかなり分かりやすくなり、助かりました。