昼から国立演芸場の定席の公演に行くのですが、その前に少し早めに家を出る事に。一日乗車券を購入して、まずは吉祥寺に。
トレインカードをゲットした後、急いですごろくやさんへ。ボードゲームショップの謎解きラリーに挑戦します。予想よりもかなり手こずりましたが、無理矢理店員さんにヒントをもらい、何とかクリアします。
今日は、時間がありませんが、この借りは、いつか、必ず返させていただきます。まあ、いつになるかは分かりませんが。
人( ̄ω ̄;)
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一日乗車券(900円)
吉祥寺から渋谷に一気に出て、トレインカードを貰ったあとは、半蔵門線に乗り換え、国立演芸場へ。無事に間に合い、ひと安心です。
国立劇場や演芸場が全面的な建て直しのため、来月末で長いお休みに入ります。この日が落語芸術協会にとっては、休み前の最後の定席公演。
お客だけでなく、噺家さんや色物の先生にとっても、いつも以上に楽しくも、思い出や感傷がたっぷりと詰まった高座。凄く残念な気持ちもありますが、こういう寄席も悪くないなあとも思います。
松鯉先生がトリという事もあり、伯山先生こそいませんが、一門のみなさんが多い日です。その中で、個人的に気になったのが阿久鯉先生。
講釈の地の文って、演者さんが気持ちの良いリズムで読めば読むほど、一本調子になりがち。そこを抑制を利かせて、聴き手が単調に感じないように、上手くリズムに緩急を取りながら読んでいます。
講釈師のみなさん、もちろんそのようなつもりで読んでくださってはいるのですが、阿久鯉先生の場合、その緩急の塩梅が、分かりやすく、かつ絶妙なように感じました。機会があったら、一度独演会にも行ってみたいですね。
みなさん良かったですけど、国立演芸場との付合いがより長い、ベテランの方達が今日は素晴らしかったです。
D51先生は、キレッキレッで客席を沸かしました。笑遊師匠はくすぐりを入れすぎて、ほぼ二人目の所で持ち時間がオーバーのハッスルぶり。遊雀師匠は、ほぼ20分間酔っぱらっている演技だけで、高座を成立させてしまう。
寄席で揉まれたベテラン達の技を見せつつ、いつもと違った一面も見せてくれる。ちょっと得をした気分に感じられました。
そんないつもとちょっと違った雰囲気の中で、トリの松鯉先生。気合いをいれつつも、平常心を失わない所は、さすが名人。奇をてらう事はありませんが、円熟味の中にも年令を感じさせない。そんな凄みを感じました。
(演目)
・神田青之丞 「黒田武士」(開口一番)
・神田鯉花 「光圀の生い立ち」
・春風亭昇也 「壺算」
・コントD51 コント
・三遊亭笑遊 「片棒」
~仲入り~
・神田阿久鯉 「縛られ地蔵」
・三遊亭遊雀 「代り目」
・林家今丸 紙切り
国立演芸場の公演が終わった後は、急いで、電車に乗って、京王線へ。相変わらずの接続の悪さには、少し閉口させられましたが、17時過ぎにトレインカードラリーのゴールの高幡不動駅に到着。完走賞のアルバムとうちわを無事にいただきました。
ほぼ成り行きで参加したのですが、全てのカードをアルバムに挟むと、かなり嬉しいです(笑)
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トレインカードラリーのアルバムにカードを挟むと、こちらがイメージしていた以上にゴージャスに。(後日撮影)
せっかく高幡不動駅まで来ましたし、一日乗車券もあるので、このまま家に帰るのは、ちょっと勿体ない気分。なので、久々にめじろ台まで羽を延ばしてみます。きちんと降りたのは10年ぶり位でしょうか?
本日の目的地は、ブックオフ。南へ10分ちょっと歩くと目当ての場所に到着です。行く途中でかなり急な下り坂があり、降りたとたんに、お店の看板を見失ったのには、ちょっとだけ焦りましたが。
典型的なロードサイド店ですが、その割りにファミリー層向けの商品を、そこまで強めに陳列していない所が、個人的には面白いなあと思います。トレカのプレイスペースがあったり、コミックが充実していたり、近隣の学生さんや若いサラリーマンの顧客を狙っているのは、学生さんが多いという、八王子の商圏の特性が、あるからでしょうか。
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主に買った本